かつて伊勢神宮の荘園を御厨と言った。地名と合わせてその呼び名がある。大庭御厨、飯倉御厨などだ。そしてそこに存在するタイムトンネルのゲート、金色の御簾が彼らの時間移動の手段である。時神の命により時間移動して、その託宣を遂行、完成させる、そんな使命を代々請け負ってきたのは、人知れずに御厨とそのタイムゲートを管理してきた暦人御師。暦人の中でも時の先導役を行うリーダー的な存在だ。彼らが繰り広げる優しさ、愛に満ちた世界のお話を綴っています。拙い作品ではありますが、和風SFファンタジーをご堪能下さい。
※エピソードゼロは番外編として捉えて下さい。
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