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  • 異世界ファンタジー

赤い髪のリリス 戦いの風  144、謁見の日

これまで火の巫子は、巫子の審査さえ受けられず暗殺されてきました。
審査を受けられるのは、レナントの後ろ盾と父親となったザレルのおかげでもあります。
しかし、王に認める気は最初からありません。
せめて殺さず穏便に済ませたいと思っている王です。

現在の王家では、王子に赤い髪の子が生まれないことが最善となっています。
ですが本来、王家に巫子が生まれることは、精霊との良好な関係の証しであり、誉れ以上の何物でも無かったはずなのです。
今のアトラーナは、精霊の国とはほど遠い関係を王家は良しとしています。

https://kakuyomu.jp/works/16816452220234573835/episodes/16816700429193287440

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