おはようございます、綾部 響です。
さて、関西地方では昨晩……いえ、今朝早くですかね?
アニメ「月がきれい」の最終回が放送されました。それを今朝早々に見た訳ですが。
(´・ω・`)
その感想……と言うか、こういったサイトになぞらえて、レビューとして評すならば、以下の感じでしょうか?
【総評】……★★☆
【レビュー】「丁寧で綺麗な描写が織りなす、青春の一ページを切り取った様な作品」
ってな感じでしょうか? まぁ在り来たりな表現で申し訳ありませんが、レビューなんてものは感じたままを少ない文字数で表すものですから、こんな感じになっても仕方ないですかね? それ以前に響さんのボキャブラリーに依るところが大きいのですがwww
【コメント】
丁寧な作画が、各季節に起こるイベントをドラマティックに演出しています。
その美しい情景が、美しい「初恋」を演出し、全体を「美しい物語」へと昇華させていました。
タイトルに「月がきれい」とする処も素晴らしく、その意味を知っている人ならば、まだ幼さの残る主人公達に「愛してる」なんて言葉も、その意味も良く理解出来ないだろうと察すれば、安易にこういった言葉を使わせるのはチープとなり、だからこそ「月がきれい」と表現するが最適だと思わせるのではないでしょうか?
劇中の彼等と同じ時間を通り過ぎて来た人ならば、どんな形であれ一度は通り過ぎた「時代」と「思い出」を思い起こさせる、何とも甘酸っぱい作品でした!
コメントを上げるならこんな感じですかね? 兎に角今期のアニメでは飛び抜けて秀逸(響さん調べ)であり、何度も見たい! とまではいかなくとも、忘れた頃に何となく見たくなる、そんな作品でした。
( *´艸`)
ただ残念な点も多々あります。
(`・ω・´)シャキーン
まずは12話と言う短さ。
長ければ良いと言う訳ではありません。こういった作品は、長い分だらけてしまって、逆に駄作となってしまう可能性もあります。
(´・ω・`)
ただ、1年を12話で完結させるには、少し短すぎたと思わざるを得ません。その代表としては、互いのすれ違いによる喧嘩シーン。
当たり前ですが先が詰まっています。ダラダラとそのシーンだけを取り上げて、何話も使うなどは不可能です。
でも視聴者の「思い出」を刺激する作品だからこそ、あっという間に「無かった事」となってしまった喧嘩シーンなどは、首を傾げずにはいられませんでした。
「そんなに簡単には仲直りできんやろ」……と……。
(ー∇ー;)
特に仲直りをドラマティックに演出するなら、もう少しだけでも引っ張った方が良かったのでは……? と思わずにはいられません。
(´・ω・`)
ただ先にも述べた通り、12ヶ月を12話にねじ込むのです。単純計算で1話に付き1ヶ月なのです。
(☆∀☆)
そう考えれば、今週喧嘩しても来週には仲直り……。1ヶ月も過ぎれば、仲直り位出来るかー……なんて、勝手に解釈できるんですけどねwww
(*'ω'*)
テレビアニメはシーズンごとに区切られてますから、12話ないし13話にねじ込むって言うのも分かる話ですが、15話くらいにすればまた違った感動があったのかな……と。
( ̄~ ̄;)
逆に良かったところを上げれば、変な「現実」を作中には織り込んでいなかった所ですね。ドロドロと嫌らしい感情や関係は、それこそ現実だけで十分です。
こう言った清純な表現だけの作品も、あってもいいのかなーとねwww
(´ー`)
最後に流れる「Short Episode」に、その変の「現実」は盛り込まれてましたしねーwww
(;^ω^)
それから本編とは別で良かったところは、各話のエンディング曲が流れている時に出て来る「ライン」の表記。これ、各話で内容が違ってたんですよねー。
それはそれで面白かったんですが、最終話のエンディングで、各話で使われたライン内容に沿ったイラストが公開されて……嬉しかったです。
(*´Д`*)
さて、何で響さんが「月がきれい」のレビューもどきなどを公開したかと言うと……。
まー単純に、この作品について何か言いたいと思ったからなんですけどね! はっはは!
( ̄▽ ̄)
まぁ、それだけ心に残った作品であると言う事でもあるんです。
何時でもこんな作品を見せられれば、恐らくすぐに飽きてしまうでしょうが、たまに見る分には面白いと思いました。
整合性を取るのに、不思議な力も借りてないしねwww 響さんなら間違いなく「不思議な力」を導入しているでしょうがwww
( *´艸`)
ああ、それと作中には「太宰は言った」って台詞が出て来るんですが、タイトルは漱石のエピソードからなぞらえてるんですよねーwww まー同じ文学繋がりって事なんですすかね? 「漱石は言った」ってのは無かった気がしますが……。
(;´・ω・)