『深愛なる悪女へ』お読みいただきありがとうございます。
区切りをつけるには丁度いいかなということで、132話をもって完結です。
『原稿用紙3~5枚(1200~2000字)ぐらいの分量で毎日更新する』を目標に書いてきました。
完全に見切り発車で始めた作品でしたので、大まかな内容は決めていましたが、詳細についてはまったく決めないままでのスタートでした。
一応、ストックはあったのですが、10回ぐらいであっという間に底をつき、それ以降はリアルタイムで書きながらの更新となっていました。
そのため、内容が固まり切ってないまま書いた回や、当初の予定にない話を入れた回が出てくるなど、よく言えばライブ感のあふれる形。悪く言えばいきあたりばったりな展開も多々あったと思います。そこは本当に恐縮です。
最後のシアの母親との話は、父親も交えてよかったな……とか、明宮さんの話はもう少し短くできたな……とか、シアが悪女っぽくない……とか、反省も多いです。
色々と男性キャラや女性キャラも出しましたが、書いているうちに『シアとヒツジくんの話』を読みたいのでは? と考え直して現在の形になっています。
とはいえ、意味深に出してしまった明宮さんの話は放り投げるのは自分の中ではしたくなかったので、シア・ヒツジ・明宮話が突き進んだ形です。
毎日書くという縛りは今までにない経験でした。
読んでいただく皆さんの反応を見ながら書くのは、とても面白かったです。
小説投稿サイトは、このカクヨムさんを初めて使ったのですが、この体験は独特なものですね。
また、毎日読んでくれたり、応援をくださった方々には本当に感謝に絶えません。
正直、何度か更新を止めたいと思った瞬間はありましたが、おかげさまで完走することができました。
振り返ると『深愛なる悪女へ』という話は、もっとシアとヒツジくんの日常にスポットを当てても良かったのかなとも思います。
ただ、恥ずかしながら今の私の技量だと、日常のコメディを毎日更新で書くのは不可能だな……ということで、シリアスな話を多分に含んだ展開になりました。
これが良かったのか悪かったのかは、読者の皆様のみぞ知ることだと思います。
次は明るくドキドキできる話にしてもいいかなぁと思っています。
もちろん、シリアスも好きなので、そういう話も書いてみたいですが。
『キミは私のママのこと好きすぎ』の続きも書きます。
(こちらは更新できず、本当にすみません)
あの話は不定期で更新しつつ、新しい話を週2回更新ぐらいで書きたいな……というのが、次の目標ではあります。
シアとヒツジくんの日常も思いついたら書きたいなーとは思っています。
長文にお付き合いいただきありがとうございます。
何より、この作品を読んでいただき本当にありがとうございます!
それでは、また新しい作品でお会いできれば光栄です。