某グルメ漫画が広めたデマ、化学肥料を使うと野菜の栄養価が下がるというものですが、それに対しての反論記事のURLを載せておきます。
https://oishi-kenko.com/articles/shokunoanzentokenkou04それと作中に出した「江戸時代はできていた」というのも、本当に酷い暴論でして。
近世以前の農業というものは、人口の9割が支えてやっとその国の人口を支える収穫量だったのですよ。
機械化が進んでいる現代ならさすがに9割ということはないでしょうが、化学肥料や農薬を使用しないで現在の収穫量を維持することなどできません。
それをスリランカが証明してくれているのですが、なぜかそういう現実は広まらないんですね。
日本国内でも、有機農法などをされている方々に確認してみればよいのですよ。
そういう方々は必ずこう答えるでしょう、「収穫量は減った」と。
有機農法などで収穫量を増加、または維持できるのならばもっと有機農法を採用する農家が増えていてもおかしくはないのに、現実はそうなっていません。
むしろ、有機農法を断念する人たちの方が多いんですよ。収穫量減少だけでなく、手間も非常にかかるため割に合わないせいで。
無責任に有機農法だのオーガニックだのと煽るのはやめてほしいですね。