• 歴史・時代・伝奇
  • 異世界ファンタジー

注釈追記!

 さっき書き忘れてました!

・ちょくちょく名前が上がっていた「ケフィア」という都市
 ハザール海(=史実のカスピ海)北岸に位置する(つまり現在のロシア・アストラハンのあたり)この都市、かつてのキビジュ帝国の首都なんです。そして、ヨアンが生まれた都市でもあります。
 連邦首都(設定あったのに名前忘れた後でノート見る)はそれよりもかなり東、天山山脈(山脈名は原則史実と同期)の西麓に新設された計画都市ですが、交通の要所にあり、大都市であるケフィアは、連邦時代になってもそれなりの役目を果たしています。例えば、連邦中央軍本部が置かれているのはケフィアです。中央士官学校もあります。(ルフィナが通いました。)
 下にキビジュ帝国時代の大陸地図を載せたので、参考までに。

・ルフィナは士官学校首席卒業なのに中隊長止まりなの?
 もしかしたら疑問に思われたかもなので、説明します。
 士官学校を首席で卒業したルフィナは、本来であればもうかなりの地位にいるはずです。しかも彼女、士官学校入学が14歳、卒業が22歳で、それから7年も経っているので尚更です。(ルフィナ優秀すぎる。もちろん身内の贔屓もありません。)テンプレな問題児でもありません。
 答えは簡単で、航空機乗りになったからです。連邦軍最初の戦闘機部隊、特に優秀な人材が選び抜かれて打診されました。その時の経緯はいつか書きますね。その後は総飛行時間千時間を超える飛行訓練。軍にとっても初めてなので、試行錯誤しながらのスタートです。そんなこんなで5年経ち、連邦暦2114年に試験配備。ルフィナ含む隊員は皆、昇格する暇なんてなかったのです。
 ちなみに登場していた編隊長さんですが、打診を断っていれば今頃は師団長とかです。

3件のコメント

  • わざわざ返信ありがとうございます。
    この資料を読んでからもう一度読んでみたのですがわかりやすくなってかなり面白かったです。
    やはりというべきがこれらの資料が無ければ読み取るのはかなり難しいかもしれません。
    キビジュ帝国の革命による崩壊が先程からでてきてますが、詳しく知りたいですね。
    でも世界観が分かってきたので多分ロシア革命かなと予想します。
    面白かったです。二話以降に期待します。
    あと地図が小説に挿入できないのが悲しいですね。
  • 追記 
    地図にある赤線はなんですか?
  •  ちょくちょく設定資料も整理しつつ出していこうと思います。一応、他の作品『鉄と紅色の世界を旅して』の主人公がヨアンなので、そちらでキビジュ革命を書くつもりではいるのですが、設定を先に組んでしまったせいでなかなか書けないのです。
     本作中である程度説明を入れていきます。

     その通りです。ロシア革命がベースになっています。国名に固有名詞がないのはソ連の影響ですね。ただ連邦は共産主義国家ではなく、中心もロシア人(≒作中のルース族)ではありません。

     赤線:(旧)キビジュ帝国の国境線です。キビジュ帝国は土地所有を前提としない遊牧国家なので、正確には、クークス諸国や大華世界(史実の中華世界)支配域の果てか、他の遊牧国家との大まかな勢力圏の境界です。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する