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「極振り」設定紹介『ステータス』編

さてさて、ここでは物語に幾度となく登場してきた、そしてこれからも登場する『ステータス』の仕組みについて説明していくよ。
物語の設定上、まだ人類がこのシステムに触れ始めたばかりで細かなステータスの仕組みなんかを知らない状態だからこの枠を使って徹底解説していくぜ。
ここでは特にネタバレ要素を含ませるつもりはないけど、あったらゴメンとだけ言っとくわ。

それじゃあ、レベル1時点での浩哉のステータスを例に出してみるぞ。

 ――――――――――――――――――――
真部(まなべ) 浩哉(ひろや) Lv.1《0%》

職業 《無職》

HP:45 MP:0
STR:31
VIT :25
DEX:49
AGI :78
INT :32

ステータスポイント:0

《スキル》


 ――――――――――――――――――――

じゃじゃん!

そしてここで突然だけどモブA君のレベル1時点のステータスがこれだ。

 ――――――――――――――――――――
山田(やまだ) 太郎(たろう) Lv.1《0%》

職業 《無職》

HP:20 MP:0
STR:14
VIT :12
DEX:8
AGI :17
INT :15

ステータスポイント:0

《スキル》


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《能力値》

比較してみるとわかりやすいと思うけどかなり初期ステータスに差があることが分かる。これが浩哉の数値上での経験値が溜まりづらい所以だ。そもそもとして浩哉のスペックが全員が思ってるよりも化け物なの。数値にしてみるとやっぱり分かりやすいね。
ただ総合的な能力値ばかりに目を取られているけれど、やっぱり一番に目を見張るのが素早さ、アジリティーだね。もしも100メートル走世界記録の9.58秒を取った人のアジリティーを考えるとするなら、79に俺はする。そも設定としてステータスのシステムが算出したその数値というのは、ただただ走るだけの記録ではなく、反射速度なんかの、行動に関した全ての要因を換算して導き出した数値だから。
だからただただ走るだけの人よりも、全体的に体を使っているメジャーリーガーの方がさっきの世界記録を取った人よりもアジリティーが高い計算になる。
陸上の人がメジャーリーガーくらいにバッドを速く振れるわけがないもんね。

能力値に関してはそんな感じよ。今はアジリティーを例に出したけど他の能力値もおんなじ。

《レベル》

よし次はレベル関係に関して。
これに関しては普通のゲームシステムのレベルとはまた全く別物だと考えてもらって。個人的にはここが一番の「凝り」ポイント。

まず、正直言ってレベルアップに関しては魔物を倒さなくてもレベルは上がる。

だってあの世界ゲームじゃないんだもの。ステータス自体が己の能力を数値化するだけのシステムなんだから、あんなレベルが上がって化け物じみた力が手に入るのはまたステータスによる恩恵じゃないってだけは言っておく。
ここでも例を出すと、一つは勉強。みんな嫌いな、俺も嫌いな勉強だ。普通に考えて勉強したらしただけ知恵も身について頭が良くなるのは当たり前。それが身になっていようがなかろうが、それは一種の経験だ。

だから経験値も溜まる。

頭が良くなればインテリジェンスも増加するし、またまた別に、料理をすればそのレシピを頭に身につけたということになって同じく上がる。そして料理に関しては食材を切ったり色々な料理を並列して行うなどして器用さに対応するDEX(デクスタリティ)も増加する。

そしてその小さく小さく積み重なったものが数値としてレベルが上がるための必要経験値量の礎となる。んでんでレベルが上がったらそれが能力値、もしくはスキルとして能力に還元される。

つ・ま・り・だ。
努力がそのまま自分の能力に直結するようになったというわけだ。

ただし何度も言う通りステータスに関しては己の能力を数値化して目に見えるようになるだけのシステム。それだけだ。
何故こんなにも努力が実るのかは考えてもろて。因みに俺は考えてある。

《スキル》

よっしゃ三つ目、スキルに関して。
これは《パッシブスキル》と《アクティブスキル》の二つに枠が分かれる。今はなんもスキル持ってないから上のステータスを見てもただ《スキル》としかないけど、分かり易い例を見たいなら少し前の近況ノートの「『小暮 澪』編」を見てもらって。
そんでスキルに関してよ。
説明をすると、正直内容はこの辺はゲームと似たりよったりな部分が多い。別に設定考えるのサボったわけじゃないよ?こうでもしないと俺の考えてるものとはまた別のような感じになるし、アクティブスキルだってMPによる制限をつけないとゲームっぽくならない。それに俺は向こうの世界をスキル主体のゲームじゃなくてレベル主体のゲームっぽくしたかったからね。逆にそうしないと櫂が無双できなくなっちゃう。正直ぶっちゃけると俺は浩哉よりも櫂の方が主人公ムーブしてほしいんだよ。細かく言うと正統主人公。悪を裁いて正義を貫く。そんな感じ。

さて、少々話はズレたけどスキルはもうさっきの説明で十分。それに、地味にどこかで俺が言った「その人の経験や知識が形となったもの」というのが本質なんだよね。
上の本質だけは変える気はないよ。

あと後々出てくるけど、スキルも様々な『系統』があるんだよね。
最新話(28話)まで見てくれた人ならもう分かると思うけど、《眼》系統だったり、《身体》系統、あと特殊な《星》系統スキルなんてものも出てくるかも……。



少々長くなったけどステータスに関してはそんな感じだね。ここまで見てくれた人はいい暇つぶしになってくれたかな?
嬉しいことにコメントも貰えるようになったし、コメントを送る敷居も低くなったと思うからなんか言いたいことあったらドシドシ書き込んで構わないよ。あと特に俺は誹謗中傷に傷つくメンタルしてないから「もしも自分のコメントで続きを書いてくれなかったら」なんて心配することもない。ただそれを訂正するほどの優しさは持ち合わせていないからちゃんとコメント送るときはよく考えてね。
あ、あと「更新頻度上げてください」のコメントだけは受け付けないよー。
初めてコメントもらって浮かれてるけどそれくらいは許してくださいな。

コメント

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