• 異世界ファンタジー

ネアンデルタール人

ホモ・サピエンス・サピエンスは、20〜10万年前ごろに発生し、約6万年前にアフリカを出たとされています。
余談ですが、日本列島には3万5千年くらい前にC系統の人々が渡ってきたとされています。
今でもC系統はこの国に残っているそうです。
かなり古くに分化した人たちです。
一方ネアンデルタール人は80〜30万年前に発生したと考えられていて、現代人に受け継がれているネアンデルタール人由来のDNA断片をすべて集めると、およそ40%が今も私たち人類の体に残っていると言われています。
要するに、混血してるのです。
現生人類よりずっと長く生きてきて、彼らが現生人類と混血するくらいの接点を持っていたのはとても興味深い。
彼らは現生人類のように言葉を操るのがうまかったわけではないらしい。
でも社会を形成して、死者を埋葬するなどの文化を持っていた。
火はホモ・エレクトスが使い始めたようだけど、広く伝播ていたんだろうと思う。
初期の現生人類は、彼らに文化を教わっていたんじゃないかなと思い、いつしかこの物語の土台になっていった訳です。

この物語は、滅びゆく種が生き残る手立てを探したけど見つからず、彼らは竜の力を借りて長い眠りにつくことにした。
けど一部の役目を背負うものたちは残ることを決断した。
その中の一人が、人と出会い子を成す。
眠りについたものたちはこのことを知らない。
一部の者たちが、存亡をかけた綱渡りを始める。
やがて物語が終わりを迎える時、滅びゆくはずの種族は、目を覚ますのかもしれないが、それはまだずっと先のことでしょう。

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