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二話投稿!ついでに豆設定も

二話を投稿しました。しかもなんと、ようやくURLのやり方を発見いたしました!

さらにです!「箱庭の王太子」を読んでくださった方がいまして!ハートもいただきました!沢山ある異世界物の中から、転生ではないにも関わらず見つけて読んでもらえる。とても嬉しいことですよね!ありがとうございました!

まだ二話しか投稿していませんが、1週間も終わりということで、豆設定(今つけましたが)を、書きたいと思います。
今はまだ、付き人ユラの過去地点の話なので、キャラ設定は公開できませんが……
では、どうぞ

*豆設定一粒目*
【創世神話】
高い山は美しく、その頂には常に柔らかな色の雲がかかっている。そんなとある山で、歪な一つの石が転がり落ちた。人の頭ほどの大きさのその石は、やがて山を転がり始めた。
コロコロころころ……
そして石は川に落ちて、さらに転がっていった。
上流から中流、そして下流へ
途中鳥に啄まれたり、悪戯猿に引っ掻かれた挙句捨てられたり。魚に卵を生まれることもあった。
しかし石は順調に転がり続け、最後に滝へ出た。
この土地は、宙に浮く神の島。

流れていく中で角が取れ、少しの凹凸が残った、手のひらほどの小石は、その島から滝に乗って落っこちた。
長く、長く落ちた。滝の下には海があった。
見渡しても果ては見えず、覗き込んでもそこは見えないほど深い。澄んだ夕闇の紺色の海。中には、同じように落ちた小石や宝石や、パラパラと端から落ちてしまった土くれ、誰かの落とした大粒の白石などもあった。
空気のような海に入り、複雑な水流に乗って、小石はある場所を周り始める。島では小さかった小石は、海の中では、世界一つを背負えるほど大きかった。
そして小石に産みつけられた、小石の4分の1ほどの魚の卵が孵化した。その中からは、子魚ではなく水が生まれた。小石——星は、水に包まれた。
………………

長くなるので、今回はここまでです。(すでに長いですね……)これは世界の神話ですが、アラクトの伝説については二章後の間話『昔語り』で公開する予定です。
小説のURLをあっておきます!

『箱庭の王太子』

https://kakuyomu.jp/works/16817139558128223473/episodes/16817330647597357173

投稿は二日後予定ですが……もしかしたら土日は両方投稿するかも?

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