こんばんは
6月9日 日曜日
近況報告の……すみません、先週は気がついたら水曜日でした。
完全に脳内からすっぽ抜けておりました🙇♂️
先週は「水車小屋のネネ」という今年の本屋大賞で2位を取った作品を拝読していたのですが、これが私に合わないのか、なかなか読むのが進まなくてですね……とにかく読了しようと頑張っていたら月曜のAM3時とかになっていたんですよね。で、近況ノートを書くのを忘れていたことを思いだしたのですが、月曜はお仕事なので最低限の睡眠時間を確保するために寝ることにしたわけです。そうしたら、月、火と忘れてしまいました。
いや、本当にすみませんでした。
で、「水車小屋のネネ」ですが、感想文を書くのにあらすじを書いたり、ネタバレを書くのがボクは好きではないので、本当に感想のポイントだけを書くと、
・例え貧乏でも充実し、他の何かに不満を感じることなく、その生活に満足していればそれが「幸せ」ってことなんだよね
・人間はひとりで生きていくなんてできなくて、常にどこかで補完してくれる人が必要になる。その補完してくれる人から受けた善意は返却するだけじゃなくて、他に還元することが大切だよね
・悪意には毅然と対処しないといけないよね
ってところでしょうか。あ、あと……ネネの存在はファンタジーですね。
読書メーターにも書いたのですが、「水車小屋のネネ」は1981年のできごとからはじまるお話なんですが、その1981年のN◯Kの大河ドラマの主役は「ねね(北政所)」だったので、何か関係があるのか気になっています。
あと、これは読書メーターには書いていませんが……高校のクラスメイト(男子)が修学旅行から帰ってきたら、家に誰もいないし、家財道具も一切ないという状態だったってことがありました。
彼は同じ軽音楽部の仲間や、近所のクラスメイトの家族に助けられながら今も元気にしていますので、似たような境遇の人がいると思うと、いろいろと感じることも多くありました。
と、近況報告はこれくらいにして、BORDERLESSの話をしたいと思います。
6月2日の更新分では、耳が不自由なノアの視点でみたチェーンクエスト報酬のお話を中心に、最後はエルフの女性に声を掛けられるところで終わりました。
近未来の話なので、バイオテクノロジーとナノテクノロジー、VRやARなどの仮想化技術が進化した世界が舞台ですが、人間の神経や脳の働きと同等の処理性能を小型化するのは難しいと思うんですよね。それこそ、前回に書いたようにほんの僅かな時間のタイムラグが発生するはずです。
ノアは耳が不自由なので、それをXRDで補完して生活しているけれど、僅かにタイミングのずれが生じる。だから、メロディに合わせて楽器を奏でるのが苦手。
一方、アオイは目が不自由なので、XRDで補完して生活する際に、視界に入る情報から予測して動く習慣がついている。だから、アルステラのなかで自由に動き回る能力が自然についてしまっているんですね。いつか、アオイに楽器を演奏させるとどうなるかも書いてみたいです。
6月7日の更新分では、声掛けしてきたトート・シュライバーにビギナークラフターセットSの情報提供を頼まれ、どうするかアオイに相談して決めるというお話でした。
トート・シュライバーの名前の由来は本文に説明があるとおりですが、「お願い」というよりも「交渉」という感じで話しかけているように固い表現で書いています。
これは外国人だからという理由もありますが、英語と日本語の語彙量の違いでどうしても翻訳が固くなってしまうというのも原因になっています。
また、ノアが主人公になっているこの二話(第三話も同じです)は、耳が不自由な方の特有な言葉遣いがあるため、三人称で書いています。
6月14日もノアが主人公のお話になる予定です。
最後に、二週間分の★レビューをしたいと思います。
@tanibonさん
@k_katagiriさん
るーささん
@gerouさん
@3239さん
@989898さん
@hukuro-さん
ありがとうございました。