「シルバーバレット/レイジング・ファントム」、エピソード『装填』にて完結です。
続篇(本編)の「シルバーバレット/リザレクション」に続きます。
内容説明にも記載の通り、元は2013年度に映画部制作の自主映画「シルバーバレット」の前日譚(プリクエル)として連載したものとなります。
原典では2011年の東日本大震災に続き、2015年に東京湾北部地震と西日本大震災(南海トラフ地震)が発生する設定でした。リブート版では隕石(小惑星)落下に設定変更を行ったほか、『平成が続いている』世界線の話としています。
作中設定での道州制・自治体警察復活・移民積極受け入れのシナリオフックのため、東京一極集中行政の“物理的”解消に少なくとも東京を消し飛ばす必要があり、原典/リブート版ともに東京は壊滅しています。
地震からの設定変更には、当時『東北は終わった』と吹聴し関東以西に逃げる方々を日々見聞きしており、“同じ目にあってみろ”・“太平洋ベルトをまんべんなく灼けばそういう方々の十分の一くらいはご退場いただけるだろう”という意味合いから地震としておりましたが、SFとして私怨はノイズが多すぎるため“恐らく起こりえない”隕石落下としました。
(ただ、『国外脱出して現地で迷惑をかける日本人移民』という設定にその残渣が残っている気もしますが……)
現在、映画本篇「シルバーバレット」より、予算の都合上撮れなかったシーンを追加した『リザレクション』篇を書きおこしております。
よろしければ、そちらも併せてお読みいただけますと幸いです。