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没短編小説Ⅰ

〜愛と性的快楽の感じ方〜


──セックス、中学生男子なら誰しもしたいと思う行為。

子を成す行為がレクリエーションの範疇として認識されるのが子供っぽいところだ。
無論俺だってそう思った。馬鹿な事をしたと思っている。
あえて言うならば、気持ちが良かったとは思っている。

セックスは言わば愛を感じる為の玩具。手頃な友達がいたりするもんだったりもする。
中坊であった俺がするセックスした時は、なんだか背徳感を感じていた。やってはいけないことをしているような...そんな感覚だった。

中坊と言えばイキりたい年頃だ。俺は童貞卒業したことをここぞとばかりに自慢した...もうそれはしつこいくらいに。
するとどうなったか?....分かりきった話さ....。

──周りから嫌われたよ。

誰だお前ってやつから友達まで皆から嫌われた。
皆の反応が予想と大幅に違ったことに俺は驚いた。本当なら「えー!そうなのー!?どうやって!?」みたいに聞いてきて脚光を浴びるはずだったのに....。

計画は思いどおりには行かないし、計画が失敗した時の落胆ぶりは凄まじいものだ。だから無計画が成功しやすいんだ。

韓国の映画に「パラサイト」という作品がある。
半地下に住む家族の物語なのだが、とあるセリフがある。

「失敗しない計画があるとすればなんだ?無計画だよ。無計画。ノープラン。何故か....計画を立てても、必ず人生は計画通りには行かない....。」

無計画は失敗しない。計画には穴がある。いつかそこを突かれ失敗する。だが無計画にはそれが無い。
何事にもまずはノープランだ。そこからダメな部分を削り落としていけば上手くいく。この俺が保証する。

....この話は置いておいて、セックスがどうのこうのの話だったっけ?あぁ確かそうだった。間違いない。

.....セックスがどうのこうのってなんなんだ全く.....
お題を貰ってから思ってはいたが一体なんだこのお題は.....無駄話していた方がいいのでは?このまま計画性が云々の話でもするか....?....嘘。

お遊びでのセックスは広い目で見ればいいことじゃあない。しかし若者の視野で見れば問題は何も無い。
愛を求めセックスに明け暮れる様はさながら蛮族のようだ。猿にだって形容できる。

彼らの尽きぬ性的欲求がいずれ子を成すと考えると恐ろしいとこがある。彼らが子供を作る=赤ちゃんを殺すのと同じさ。産む責任も育てる責任も無いんだ。だって作る気なんて無かったんだもーん。

愛の感じ方は簡単だ。
生きる目標になればそれも愛だ。

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没理由:内容意味不明

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