――そして、自分が成したいと思うことへ。 2018年12月。東京のとあるシステム会社に勤めて二年目の小林は、会社で実施している目標設定にある、『将来の展望』が書けないことに悩んでいた。やりたいことがないという情けなさと不安をを抱えながら、何を書けばいいかと悩み続ける。そんな中、大学のゼミの同期である神谷と半年ぶりに再開する――。 小林はこの目標設定をきっかけに、自分がどう生きていきたいかを考え直していく。
2021年5月3日に更新