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可愛いはせいぎ。 本日第100話が公開されます

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https://kakuyomu.jp/works/16818023213611987455

↓第100話
https://kakuyomu.jp/works/16818023213611987455/episodes/16818792438230733922

牛頭魔人を追い払ったと思ったら、今度は忘れた頃に現れた暗殺者集団と遭遇したよ…それで、部下たちはそこそこだけどリーダーの男はかなりできる男らしい…『ちょっと不味いかも?』『ふっ…あの程度の男、指先一つでダウンよ!』ミルの言葉に(お前は何処の北●神拳伝承者だYO!…と、心の中で突っ込んだよ…(苦笑) 勿論、いきなり「あーたたたたっ! ほわちゃあっ!」…とか奇声を上げたりはしなかったけどね…「はっ!」男の方がイキナリ叫ぶ。そして…パキャッ! 地面がいきなり抉れて穴が空いた!? 「「なっ…!?」」」 」慌ててあたしを抱えてザッ!…と飛び退くミル。咄嗟の行動にはどうしてもワンテンポ遅れるので、仕方なくミルの成すが儘にされているあたしだけど…(あれは…指弾? 魔力を篭めた指弾っぽい?)だけど指先に篭める…という事は、余り篭め過ぎると指先が破裂するだろうから然程威力は無いとみたよ。目に直接当たったりしなければ掠り傷が付くか付かないかくらいの威力しか発揮できない…そう思える『大丈夫。あれは大した威力は無い…身体に神力を巡らせる程度で弾くことができるよ?』『そう?』ミルからの念話を聞いた傍からすぐに全身に神力を巡らすミル…かなりの薄膜の身体に沿った結界だけど、次弾の魔力の指弾は弾かれたことでその低威力を証明した…「なっ!?…何なんだ、てめえらっ!?…矢張り、魔族ってことか!」「ふんっ…」「魔族ってどうやって証明するのかな?」魔力指弾は奥の手だったらしく、それが無効化されたことで口喧嘩に切り替えたらしい男…そしてミルは相手にならないと鼻息で男を小馬鹿にする。あたしは素朴な疑問を口にするのだけど…『相手にするだけ無駄。倒す』『その前に依頼主とか訊いた方が良くない?』『…確かに』…という訳で、気絶しない程度に痛めつけ…暗殺集団のリーダー格は捕まえたのだった…チョット酷い、かな?(顔が変形してるし(苦笑))…「ちっ、俺としたことが…こんな子供に捕まるたぁ…焼きが回ったな」「誰に雇われたの?」「知らんな」「答えないと苦しんで死ぬことになる」「へっ!…んなこたぁ鼻から承知よ。バラしても地獄。バラさなくても地獄ってね!(でなきゃ、イースメリのウラガネ子爵に殺されちまわぁ!)」「そう…イースメリのウラガネ子爵の依頼ね。分かった」「なっ!?」「正直にゲロってくれたので、苦しまずに逝かせてあげる。じゃあね?」それだけいうと、投げキスを贈るミル。白いハートマークがふわふわと投げられ…男に触れると、たちまち彼は彫像のように白くなり、時間を置かずに崩れた…文字通り、原型を留めずに白い粉と化して、ね…「なに…これ」「塩よ」「しお?…ソルト?」「ええ…知らない? 神の力に触れると塩化するって話」いや、聞いてないし!…投げキスすると人は塩柱になるっての!?(怖い怖い怖いっ!)

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