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https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417↓ 186 アイテムボックスに拘って… その186
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417/episodes/16818093081479171595現在、2024-07-25(木) 15:05です。
202-07-25(木)の21:00に第186話を予約投稿します。
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
「兄ちゃん大丈夫か?」
「もう町の中に入ったし、少し休もう?」
流石に全力疾走はきつかったようで、暫く腰を適当な所に下ろして休むのだった…
ニシオギの町に戻って来た。
「旧町名をもじっただけ」
…と聞いたが、町並みはあの事変を境に破壊し尽くされて元の町並みは今からじゃ想像も付かない程に変わってしまったそうな…尚、第11区の「ネリスギヤ」というのは住民が付けた地区名で非公式の名称らしい。
公用ギルドに入り、不要な部位を解体時に伝えて必要な部位は後で受け取ると伝えて待機…
「腹減ったし、食いに行くか?」
「お、おう」
「うん!…あ、はい、兄様」
タナは変わりない返事を返すが、ミナが珍しく年相応の反応を示し…それに気付いて畏まった反応でいい直していた。別に畏まる必要なんて無いのになとは思うんだけどな…
「じゃ行くか…すいません、飯食ってきますね!」
「おう…あぁ、これ忘れてるぞ!」
と、投げて寄越されたのは解体依頼の半券だ。待機してれば渡されないけど、離れる時は持ってないと素材の買い取り報酬や必要な素材の受け取りができないって寸法だ。
「すいません。では行ってきます!」
という訳で、公用ギルド内には酒場や食堂が無いので外部の店舗へと足を運ぶ甲司たちだった。
ってことで、…今日はこの辺で!