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進化の系譜をアップ! 255

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↓ 282 進化の系譜 その254
https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093080411115208

※公開されてから読めるようになります。

現在、2024-07-08(月) 15:24です。

第282話です。予約時刻は2024-07-06(月)の20:00となっています。

「ナパーム、ですか?」
〈敵陣に地竜が運ばれたらしいと…それと、グレネードだけでは役不足らしいとのことです〉
「使い方は…」
〈学習用のコアが幾つかあります。間に合う限り、グレネードの射手に学習させておけ…とのことです〉
「わかった。急ぎ、射手を集めて学習を…」
〈はっ!〉

グレネード弾は対人兵器だ。流石に人間の着る鎧をも上回る頑丈さを誇る竜種には役に立たないだろう…急所となり得る目に偶然当たれば視力を奪えるかも知れないが、反射で目蓋を閉じてしまえばゆっくりと燃えるナパーム弾ではダメージとはなり難い…

「ん?…あぁ、こっちに回してくれ」

ルズが全線基地から今回送った専用通信機を介して近衛騎士団の長が通信が来たというので回線を開いた。

「近衛の…どうだい? ちゃんと学習の通りに運用してるかい?」
『は、はぁ…ちと、威力が高過ぎるんじゃないかと思いますが…確かにあれなら地竜も撃退できるやも知れません』

(…こりゃ、普通の人間が居たら運用は難しそうだね)

スクリーンを見るとナパーム弾を運用している部隊の枠が近寄って来て、目を妬くんじゃないかというような光量を撒き散らしていた(すぐに調整されたが)…味方に当たらないよう、携行砲に依る長距離砲撃をして味方に影響が出ないようにはしているが、それでも熱そうな感じではある(苦笑)

…ってことで、今日はこの辺で!

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