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https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631↓ 274 進化の系譜 その246
https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093079565151886※公開されてから読めるようになります。
現在、2024-06-26(水) 15:05です。
第274話です。予約時刻は2024-06-26(水)の20:00となっています。
あれから1週間と3日…10日が経過した。
〈主殿!〉
「ふわぁ~…何? ロム…」
〈寝てる場合じゃないでゴザル!〉
ってことで、掛布団を剥ぎ取られて無理矢理ロムに起こされた。いや、下着姿とか裸で寝てなかったから別に恥ずかしくないんだけど、いきなりだったからね?(苦笑)
「わっぷっ!…一体何だってのよぉっ!」
「びっくりしたら燃やしちゃうかも知れないんだから、驚かさないでよ!」
〈はっ、これは失礼仕った…〉
とまぁ…色々報告を受けたけど、まぁ…北国の連中。好き勝手してくれてるよ…ったく。食料を攫うのは勿論、人攫いもやってくれるし抵抗したらサクサク殺してくれちゃってくれるし…どうしてくれようか?
「王都には?」
〈連絡はしてるでゴザルが…うちと違って移動に難があるでゴザル〉
まぁそうだよね。王都の軍には「普通の人間」しか居ないし…勿論、裏方にはアンドロイドも配してるかもだけど、その存在は表立っては動けないだろうし…
〈後、領主から支援要請が届いてるでゴザル〉
支援?
〈既に防衛軍の準備は済んでいます…ですが〉
宰相がいつの間にか現れて口を挟んでくる。
〈敵の数は未知数です。現在わかってる数だけでも、数千人の規模で進行が…〉
あぁ…つまり、騎士団たちの人数じゃ数の暴力でどうにもならないってことか…ハァ。
「わかった。単純労働・戦闘用の個体を簡易量産ゴーレムを3000体。他に小隊長、中隊長の思考ができる量産型ゴーレムを300体。大隊長の思考ができるゴーレムを10体用意する…それで大丈夫かな?」
暫く考えていた宰相がくわっ!……と目を開き、
「…それでお願いします。納期は1週間でお願いします!」
隣のロムが物凄い胡乱気な視線で宰相を睨んでるけど、取り敢えずスルーした。あれくらいなら、材料が揃ってて時間を掛ければ、無理なく作業できるだろうし…ね(苦笑)
…ってことで、今日はこの辺で!