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https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631↓ 265 進化の系譜 その237
https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093078740425164※公開されてから読めるようになります。
現在、2024-06-13(木) 17:02です。
第265話です。予約時刻は2024-06-13(木)の20:00となっています。
「フロハイラン帝国」の捕虜(その実態はならず者や冒険者崩れで、北国からどうでもいい存在)を領主に譲渡し、報告することは全て報告してツ・バレイに帰還したトーコ。その晩…トーコの身体に異変が生じる。それは…
カタカタカタ…
小刻みに震える体。意識は何故か鮮明に保っている…が、体は自分の意志に従わずに動かない…気付けば、幽体離脱して自分自身を見下ろしてるような感覚があり…事実、見えてるのは自分の寝姿。但し、幽体離脱してる感じがするけど幽体なんかは見えない。どうやら意識のみが肉体を見下ろしている…そんな気がする。
「ふ…如何に強大な力を持とうとも…寝ている時に襲われれば…赤子の手を捻るようなもの」
そんな声が聞こえて来た。えっと…これって暗殺者?…と思ったら、暗闇に身を潜ませてれば見えない程に黒い姿が現れて…自分の体に何かを打ち込もうとしていた…
(え? ひょっとして…毒ナイフか何か?)
解析スキルが使えるようなので解析してみると…確かに毒を塗りたくったダガーらしい。
(え、これ不味くない?)
自分の意識がこんな宙に浮いてる状態だと、まさに赤子も同然…防御機構が働いてるかどうかも怪しいし!
…ってことで、今日はこの辺で!