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https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417↓ 140 アイテムボックスに拘って… その140
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417/episodes/16818093077293188880現在、2024-05-22(水) 16:56です。
202-05-22(水)の21:00に第140話を予約投稿します。
がこんっ
砲弾装填をしたのか、僅かに戦車が動いていた!
「撃たせないよっ!」
「無茶!」
ルミが加速して戦闘スキルを発動させる! そこに風華が止めに入ろうとするが…
きんっ…ぱき
「くっ!?」
ルミの忍者刀のサイズに酷似した大型のダガーが折れ飛んでしまう! 腐っても戦車の主砲だ…並の刀剣程度では刃が立たなかった…そしてお返しとばかりに主砲横の機関銃が火を吹く!
タタタタタ…
「くっ!」
ルミは慌てて回避し事無きを得る…幸いといっていいのか、銃身は上下には動くが左右方向は固定されるタイプで、旋回しないと狙いが付けられないようだ。
シュシュッ! ガッ…ボンッ!
風華の投擲した投げナイフが銃身に刺さり、次弾を撃った拍子に暴発して銃身が破裂してしまった。おれでは撃てても到底狙いなど付けられないだろう!
「甲司くん!? 危ないから中に引っ込んでいなさいっ!」
「ルミさんの武器、壊れちゃってるじゃないですか…これ、使いますか?」
「これ、君のじゃ?」
「えぇ…探索者の登録ができた時用に買っておいたんですが…今はそんなこといってられませんから。良ければ使って下さい!」
…と、甲司がルミに折れてしまったダガーの代わりにと自分の武器を差し出す。後で「私には無いの?」…という、恨みがましい風華にも予備を差し出したけど…「上げたんじゃないよ? 貸すだけだからね?」…という甲司の意見はスルーされそうだった…orz
ってことで、…今日はこの辺で!