正直なところ、付き合いのない方の作品を読むことはあまりしないのですが、今回思うところがあって『キャラ賞』の一次通過作をカクヨム内で探して読んでみました(まだひとつだけど)
ファンタジックではあるけれども文学的な雰囲気のその作品は、第一に日本語が美しくて品がありました。それに導入も魅力的で、引き込まれるように読み進められました。
私は元々、表現が下手というか、日本語が今ひとつというか、自分の稚拙な描写に物凄くコンプレックスを抱いているんですよ。この作品を読み始めて、一次通過したくらいで浮かれていた自分が心底情けなくなりました。
ところがですよ、読み進めていくうちにだんだんと物語が頭に入ってこなくなってきたんです。ちょっと設定が難しいというのもあるんですが、残りの字数が気になったんでしょうか、それとも自分はわかっているからと独走しちゃったんでしょうか、最初は感心していた作品でしたが、ラストはちょっと残念な気持ちになりました。
何を言いたいかというとですね、どの作品にも一長一短あるんだなということです。一次を通過したということは、きっと『ゴン太』にも何かしらのいいところがあったんだと、そこを見つけて今後の肥やしにすればいいんだと思ったんです。個人的には設定とメインキャラはなかなか良かったんじゃないかなと思ってます(照)
何はともあれ書かなきゃお話にならないので書きましょう。今、新作の構想で苦戦してます。メインのイベントが浮かばなくて……。『やらかし神様』の続きも書きたいなと思ってます。思ってるだけじゃ駄目ですよ。頑張ろう、私!
小説のことで思ったことはここに置いとけば忘れないので、ちょっと書き留めておきました。