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異常図書メイキング32

[ホリゾニアシリーズ]
私がお前を作ったのか、お前が私に作らせたのか。
空に架けた物語の橋は、やがてそれ自体が陸となる。
そうして陸は星になり、海と空を広げ、命を満たす。
その実在を架空と疑うは、水平線の上の方、天上に住まう者ばかり。
なんてな。

巨大なシリーズを作り続けるってのはすごいことだ。
「すごい」「面白い」「それで食える」が全部違う軸に存在するのが残念だが。

自分が作った物語の世界に、創造主として招かれるというのは、どんな気分だろうか。
とりあえず、異常図書焼却課アーカイブの世界に招かれたら、私は丁重かつ可及的速やかにお断りしようと思う。

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