[宮沢邸]
異常知識の異常図書として、地図の異常図書を作りたいと考えていた。
そんな時に、ヨーロッパらへんで有名という怪談を聞いて気に入ったので、それをベースに制作。
地図に載っていない異常な道に入り込んでしまうというのが、怪談の基本的な導入だが、こちらは異常な地図に導かれて侵入してしまう形になっている。
怪談は内部の不気味な風景と、伝染する狂気が主軸になっているのだが、祟る神に触れるべからずの異常図書焼却課は、使い捨ての臨時職員を内部探査に送り込んだりしないのと、あんまり建物に触りすぎると、異常図書が添え物になってしまうので、[宮沢邸]が異常図書を生成するに至る過程の方に注力している。