さ―シャター法
特異記号、呪文の検出法。
shatter(壊す、粉砕する)の言葉通り、異常図書の内容をデジタルデータ化し、各文字の50%を欠損させた状態で、既存の文字、記号と一致しないもの、文字配列が呪文と一致するものを検索する。
直接確認しての作業が危険な異常図書を解析する際に用いる。
―――
た―特異記号
異常発現の原因となる記号。
圧縮された呪文であったり、土着信仰の超常存在と対話するための文字であったりすることが多い。
比較的頑強なものでも30%以上欠損させることで異常性を喪失するため、照合用の資料は4つに分割して鉛のケースに保管する。