[100人の小さなエイリアン]
用語集で言及したものの、作中で活躍の場が与えられていない警視庁特殊部隊、SEATの見せ場を作ろうと考えたのが、制作の始まりだった。
せっかくだから異常図書も一味違うヤツにしてやろうと思い、普通の本が暗黒魔改造された後天性の異常図書を作ろうと思い立つ。
では、どんな本を改造しようかと、本のタイトルが入っている記憶の引き出しをザラーっとひっくり返したら、記憶の山の上に[10人の小さなインディアン]が乗っていたので、このタイトルの味を変えてパロディ本にしようということになった。
あとは宇宙からの侵略者のお約束をたっぷり盛りつけて、SEATの活躍の様子を添え、「誰がこの本を改造したのか? あいつか? それともこいつか?」という見えそうで見えないヤブを設置してできあがり。