眠れる都市の根元から現れた黒い霧——
そして、次々と迫り来る影の守護者《シャドウ・セントリ》。
覚醒したばかりのリュミエールは思念体のまま、
必死にナイルを守ろうとしますが、彼女の光は不安定。
突破されれば即死という極限の戦いに追い込まれます。
その中で、ナイルの《空図巻》が光を放ち、
“風の線”が世界を走りはじめる——。
リュミエールの光とナイルの風が重なり、
初めて形となる《光輪》。
風が示す“核”を捉え、ナイルは影を撃破します。
しかしリュミエールには限界が近づき、
彼女の「本体」が未だ眠っていることが判明。
そして都市の塔が赤く脈動し、
さらに強い“影”の目覚めが始まろうとしていました。
第9話は
✔ ナイルの“風の紋”が覚醒
✔ リュミエールの正体の一端が判明
✔ 都市そのものが目覚め始める転換点
ぜひご覧ください。