これはちょっと先の未来、90話の小話です。
テトロドトキシン、作中にて律が第二の毒として選んだ毒の性質です
大まかな性質としては痺れ、筋肉の麻痺、最終的には麻痺による呼吸困難からの死が王道。
症状は食後おおよそ30分から2時間程度で発症。
一方で心臓や脳への影響は少ないようで、人工呼吸器によって止まった呼吸の補助を行い、自分の体の排出能力に頼れば問題なく毒が抜けるらしい。
【食味】
基本無味無臭の結晶であるのは間違いがありません。
ただし結晶構造については謎が多く、軽く調べると「針状結晶」、まあ文字通り細かな針のような構造であると出てきます。
しかしはっきりとした画像、文献等が全く見当たりません。
一応令和四年、青森県のふぐ調理師免許試験の問27において
「テトロドトキシンの結晶は、無色の針状で」
という記述が見受けられました。
うーん、地方試験ではあるものの一応公的機関っちゃ公的機関、多分あってるでしょ、って感じで今回はこれを採用。
となれば気になるのは無色の針状結晶。
これは結構身近な例があって、パイナップルや長芋のピリピリだったり、モンステラだとか様々な植物に含まれる王道の毒性、シュウ酸カルシウムの結晶も針状と呼ばれる。
まあ見た目から分かる通りやっぱりこれは突き刺さって、少量ならぴりつき程度、特に里いも類などはその量がすさまじく、コンニャクイモなんかも何も処理せず食べれば口から喉から激痛が走り数時間はまともに摂取できなくなる。
ってことで今回の表現としては無味無臭のじゃりじゃりした物体、そして口の中に突き刺さって微妙にピリピリするって感じの表現になりました。
毒って難しいね。