知る人ぞ知るwこちら↓拙著長編ファンタジー小説
・『El Pirata Del Grimorio 〜魔導書の海賊〜』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889619569 に登場する主人公の海賊一人一人の前日談を描く〝エピソード0(※スペイン語では「セロ」と読む)〟である
・『El Pirata Del Grimorio/CERO』
の第三弾、船長マルク・デ・スファラニアの半生を描く
・『Episodios :Marc El Príncipe Mago Errante ~彷徨の魔術師王子~』
https://kakuyomu.jp/works/16816452218988630939 ※題名はスペイン語で「エル・プリンチペ・マゴ・エランテ」と読みます(「彷徨える魔術師王子」の意)。
第三部(※全三部構成)の新天地編をUPして、昨日、ついに完結いたしました!
本来は一気に全部書いてUPする予定だったのですが、なかなか全部書き終わらず、私には珍しく、たまに更新の連載形態をとっているこの作品、いやあ、完成まで思った以上に長くかかった。ちょこちょこ書いて一年くらい?
最初は中編ぐらいで終わるつもりが、やはり本編主人公の海賊達の中でも主役中の主役のようなキャラのお話なので普通に長編じゃなきゃ収まらなかったw
本編へと繋がるお話で、登場キャラやいろいろな事物の過去が描かれていたりもするので、ぜひぜひお楽しみくださいm(_ _)m☆
〈これまでのあらすじ〉
聖暦1570年代の前半、エウロパ世界がある大陸の南端にスファラーニャ王国という国が存在していた。
この国は他のエウロパ諸国と違ってプロフェシア教を国教としてはおらず、敵対するアスラーマ教徒や迫害を受けるダーマ教徒にも寛容であり、魔術や錬金術などの学問も活発な、自由で華やかな気風の文化を花開かせていた。
だが、それを快く思わないプロフェシア教の総本山・預言皇庁と領土拡大を目論む隣国エルドラニアが突如として侵攻を開始する。
スファラーニャ王家の末の王子マルク・デ・スファラニアは、6歳にして父母と祖国に別れを告げ、家庭教師の大魔術師イサーク・ルシオ・アシュタリアーノを父親代わりに彷徨の旅を続けることとなる。
旅の途中、ウィトルスリア地方のベローニャンで恐ろしい〝白死病〟の流行を魔導書の力で終息させることに成功する二人だったが、その評判を聞きつけた貴族・ヴィスケッティー家からご令嬢の肺病治療を依頼され、そのことが発端で二人は権力闘争に巻き込まれると、イサークはマルクを庇って命を落としてしまう。
一人残されたマルクは生前のイサークとの約束を果たすべく、水上都市ウェネティアーナから遥か海の向こうの新大陸〝新天地〟へ向かう船に乗り込むのだったが、途中、新天地の海賊〝キッドマン一家〟に襲われ、船は彼らに拿捕されてしまう。
運命の悪戯にも海賊に捕まったマルクは、なんとか助かるために彼らキッドマン一味に入団することに!
ちなみに『El Pirata Del Grimorio/CERO』第一弾、第二弾はこちら……
・『Episodios :露華 Le Combattant Solitaire ~孤独な拳闘士~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921967728・『Episodios :Lucas Le Loup-garou Tres Triste ~悲しみの人狼~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922802905 さらに、増殖中の世界観を同じくする関連作品の目録はこちら↓……
〇『エルピラ・サイクル(物語群目録)』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895101906