皆様、こんばんは。
下東です。
酒と文学は、切っても切り離せないモノ。
酒で身を持ち崩した男の物語や、
酒の力で狂気の世界を紡ぎ出す作家。
そんな酒の持つ神秘の力を垣間見るべく
私は LAPHROAIG の暴力的な香りに身を沈めた。
鼻腔にそのスモーキーな香りを残しながら、
私はカウンターの彼女に声をかけた。
私に優しい微笑みを浮かべている。
分かってる、君とは今夜だけの関係だ。
真夏の夜の夢。
そういうことさ。
「一泊でご予約の下東様ですね」
「あ、はい」
「シングル禁煙のお部屋で承っております」
酔って終電乗り逃し、いつものビジホへ。
オフィスの近くなので、明日はゆっくりと……
あっ! 自宅の生卵の賞味期限が今日までだ。。
明朝、始発で帰ってゆで卵作るか……
酔って失敗した男の小話(実話)でした。
とほほ……
2023年8月8日
下東