AranKさんの「れびうの心得」に感化され、
私が読む上で重要に思っているポイントを示すことにしました。
私が好きで読みたい小説は、
一言でいうと『作者が書きたいことをコンパクトにまとめ、読者が迷子にならないようにしている小説』です。
それを踏まえた上で、
①登場人物たちが、ストーリー上の事件、挫折、問題、人物に対して真摯に向き合い、何かを感じて成長しているかどうか
②読了後に暗黙の余韻を与えているかどうか。何かしら考えさせるものがあるか。
③筆者の読者のために施された試み(読みやすさ、伏線やトリック、斬新な閃きなど)
④長くても短くても、とにかく完結していること
などです。
あと上記とは別に萌えポイントが存在します。
①主人公が最終的に前向きな意思を持っていること。物語開始時点の性格は問わない。
②魅力的な悪役、あるいは当て馬にされた人物の存在。
③努力しているにも関わらず報われない。でも何かしら救いがある。
④実は○○だった!と暗黙的に示し、それが決して良い結果をうまない、じりじりと展開していく様。
など。