マゼンタ。赤紫。
日本語ではいわゆる「紅紫(こうし)色」「唐紅(とうべに/からくれない)」、外国のその他名称では「ローズアニリン」「フクシア」なんて言われていますね。
この色自体が発見されたのは1859年で、ちょうどオーストリア・ハンガリーの侵攻があった「イタリア統一戦争」と被っているのが、史実として悲しいところ。
なお、日本語での「紅紫色」は英訳すると「ソルフェリーノ」。前述した戦争でもっとも争いが激しかった地名からとったのだそうです。
ちなみにそのソルフェリーノの戦いを含め、多くの死者や負傷者が出たイタリア統一戦争の惨状を目の当たりにしたアンリ・デュナン氏は、「敵味方関係なく助けよう」という思いから医療チームを発足。かの有名な「世界赤十字」です。
こうして、先の戦争があった故に色々と新しい発見や発足に繋がったといっても、過言ではないかと思います。
(※諸説あり)
さて、小説の話に戻りましょうか!
本日更新のベルスカ🌹
ep.16「負の連鎖。一寸先は闇。」は
・アニリンの母の名前、フクシア(やはりマゼンタ関係色)
・イシュタは寝ないのか? 俺は寝顔を観察するが。
・暇かよクソガキども
でお送りします。お楽しみに。
※ここまでの道筋 〜ep.15
う〜ん、ドラゴン!(笑)