……面目ねえorz
ってなわけで、突如としてカクヨムが仮想戦記を振ってきたので、迎撃させていただきます。
とはいえ、今まで書いた分を放り出すわけでもなく、さらに言えば規定下限が糸満文字なので、一作をどれか選ぶくらいなら、と思いまして。
まあ、いつもの事象をいつものとおりの文面で、いつもどおりの展開を以て記すだけなのですが、まあ下手に幻想譚で七転八倒をするよりも、IF戦記で通常の賄いを出す方が、おそらくなんとかなるでしょうし。
てなわけで、序盤だけ近況ノートで公開します。いつ頃初回記事を公開するか、っていうかそもそも本ノート通りに公開されるのか、それはまあ、いつもどおりのいきあたりばったりということで(ぉ
ではでは、大帝陛下もご照覧あれー。
1-1-1:ああ12月8日朝
現地時間1941年12月7日、真珠湾基地において合衆国太平洋艦隊は全滅した。否、全滅という表現は正しくない。全滅というのはあくまで、軍事的用語では正面戦力の五割が使えなくなった際に当てはまる用語であり、事実上真珠湾基地並びにハワイ沖に存在していた空母まで轟沈したその戦闘行為は、どう贔屓目に見ても全滅程度の損害では済まされないほどの、殲滅戦であったのだから……。
その戦闘行為だけで合衆国が喪失した兵力は大型艦艇だけで20隻近い数であり、小型艦艇や輸送船なども含めたら、100万トンを超えるほどの大損害であった。
そして、真珠湾基地こそ無事だったものの、そこに存在する「真珠湾基地」とは、真珠湾という地名をつけられただけの、ただの島に過ぎないほどのレベルにまで成り下がった。
だが、開戦劈頭という好機に大日本帝国が成し遂げた戦果は、当然それだけではなかった……。
日本時間に直して12月8日の朝に行われた戦闘行為は、真珠湾海戦だけではない。真珠湾からすら離れた彼方、中南米の要衝パナマ運河にて行われた行動は、皮肉なことに真珠湾海戦よりも遥かに重要な、戦略的成果であった。
そして、真珠湾基地にほど近い、パルミラが占拠されたという一報を合衆国が受け取った頃には、もうどうしようもないほどの混乱下にあった。
本土こそ急襲されていないものの、合衆国が開戦劈頭で失った拠点は、少なく見積もって6つは存在ししていた。まず、真珠湾、次に、パナマ運河、更には、パルミラ……いわゆる「ライン諸島」のことである、他にも、ダッチハーバーをはじめとしたアリューシャン列島、サイパンもほど近いグアム、そしてあろうことか南太平洋に存在するミクロネシアに至るまで、太平洋に存在するフィリピン以外のほぼ全てを合衆国は喪失した。
では、フィリピンだけはかろうじて保持し得た理由、それは何かというと……。