皐月です。
まず初めに、今回のノートは謝罪が主となります。
それでは早速本題に移りたいと思います。
「誤解をされやすい天海さんは、実は超絶可愛くて家庭的なヒロインでした」にて、紫苑、茜、柚の10年後のお話は投稿しない事を決断致しました。誠に申し訳ございません。
簡単に経緯を説明させていただきます。
自作品「誤解をされやすい天海さんは、実は超絶可愛くて家庭的なヒロインでした」「最終話 天海さんとこれからも」のあとがきにて、私は次のような事を述べておりました。
『 そして、エピローグを挟んだ後に紫苑、茜、柚の十年後のお話を一話ずつ挟む予定です。
三人の十年後は私がこうであって欲しい、というものなので、人によっては蛇足だとか、こうであって欲しくなかった、という要素が含まれるかもしれません。その注意喚起はまたエピローグ後にでも。』
こちらの『紫苑、茜、柚の十年後のお話』を改めて考えた結果、投稿しない事と致しました。(上記の文章は改訂済みです)
理由は以下の二つとなります。
・必ず読者様の一定数が「ハッピーエンド」だと思えない内容となる
・エピローグのまとまりが非常に良く出来ており、続くようなエピソードを書いてしまえば「蛇足」となってしまう
となります。
この決断は私の未熟さが招いたものです。申し訳ございません。
複数の展開を考えましたが、どの展開を選んでも少なくない数の読者様方に「これはハッピーエンドではないのでは?」と疑念を抱かせてしまうような内容となります。
私の中にあるハッピーエンドの定義は「主要キャラクター全員が、妥協する事なく一番の幸せを掴む」となります。
出来るだけ多くの読者様方にこのようなハッピーエンドを見せたいと、強く願っております。
しかし、三人の十年後のお話を書けばどうしても「これが本当に一番の幸せなのか」と心に疑念が残る方が少なくない数出てくる事が予想されます。
これは二つ目の理由に繋がる事なのですが、「エピローグ」を完結とした方が多くの方に納得いただける。「ハッピーエンド」だと思っていただけるだろうと考えました。
ですが、三人の十年後がバッドエンドになる訳ではありません。必ず、絶対に三人は幸せになります。
それがどのような形になるのかは、読者様方一人一人のハッピーエンドを思い描いて頂けたらなと考えております。
そして二つ目に関しては、非常にシンプルなものとなっております。「エピローグ」で締めくくる方が、作品として非常にまとまりが良くなるからです。
しかし、結果として私は自分の力量不足により読者の皆様方を振り回す事となってしまいました。最後に改めて謝罪をさせていただきます。
誠に申し訳ございませんでした。
残り四話と短くなってしまいましたが、天海さんのお話をお楽しみ頂けると幸いです。
それでは。エピローグまで天海さんをお楽しみください。