佐々木速贄

@HAYANIE
2020年10月17日に登録

異世界ファンタジー

2022年10月7日
近況（2022.10.7）
　速贄です。　お久しぶりです。　半年以上も間を空けてしまってすみません。　フォローを外さずに続きを待ってくださっていた皆さん、本当にありがとうございます。　そしてどこからか流れ着いた初めましての方、よろしくお願いいたします。　次の話の分は書き溜めがありますので、推敲を進めて来週も更新したいと思います。書き溜めといいますか、一話分を書こうとしていたら8000字を超えてしまい、これはさすがに長かろうと分割した後ろのほうが残っているだけという些か情けない話なのですが。　ところで今回登場人物紹介を追加しました。　もともと、Web小説の登場人物というのは作者の自己満足だし、読者にとっては蛇足なのではないかと思っていたのですが、私のように更新を長らく空けてしまう者にとっては必要なものかもしれないと思った次第です。　ではまた！
2022年3月18日
近況（2022.3.18）
　速贄です。　なぜ本編を更新せずに外伝を更新するのか？　よくないですね。素人作家はすぐにそういうことをする。　許してください。書いてて楽しかったです。　さて、巷の悪役令嬢モノを拝見しますと、よく御令嬢が扇子を持って口許を隠しているという描写がありますよね。とくに漫画。　あれはお高く留まった貴族というアイコンに持ってこいという印象があります。ところがあの扇子で口許を隠すという行為は、白粉（当時は水銀でできていました。おそろしいですね）によって抜けた歯を隠すためのもので、それで扇子が大流行したという言説があります。だったらうら若き少女にああいうポーズをさせるのは背景的になんだか嫌だなあと思うんですが、一方で私の調べた限り、インターネット上でそう言っている記事とかブログとかWikipediaにはとくにソースとなった文献が記載されていないので、なんかそれで扇子が流行したっていうのもあやしいような感じもいたします。　こうなってくると、もう自分で歴史的背景を小説の中で考えるしかないですよね。そんな風にしてキャスリーン・ザ・ブレイブは執筆されています。そう、寄り道が多い。　というわけで中世～近世ヨーロッパの事情を調べながら、キャスリーンたちの生活を考えたりしているんですが、ファンタジー小説と実際の中世ヨーロッパの比較（そんなものを比較するなという感じもいたしますが）においては、衛生環境が取り沙汰されることも多いですよね。実際にはもっと汚かったとか。　実際、ベルサイユ宮殿なんかは糞尿のにおいで立ち込めていたと言います。ベルサイユ宮殿はでかすぎてトイレに間に合わないからその辺でしてたとかそんな話のようですが、現代的な感覚としては間に合わないからってその辺ですんなよという感じではあります。これは当時の人々と我々の衛生観念のずれに基づいた感想ですけれど、これにまつわって、当時の人々は風呂に入らなかったという有名な話があります。色々理由がありそうなんですが、大きいところではペストの流行とキリスト教の影響が強そうです。　ペストに関しては当時のパリ大学の医師たちが、大気中の有害物質が毛穴から体内に侵入して病気に至ると発表した影響で、「水に触れると病気になる」ことが常識になってしまったようで、以後１７世紀くらいまで、およそ３００年に渡り、少なくともフランスで入浴という習慣が失われたそうです。ベルサイユ宮殿にお風呂自体はあったそうなのですが、入浴についてあれこれと記録がうかがえるのはマリー・アントワネットの頃っぽいので、その間、敬遠されていたのは事実のようです。　もうひとつの理由として挙げたキリスト教ですが、禁欲の象徴として不潔が尊ばれたり、それに反して入浴という行為が肉欲を象徴したものでもあったため、否定的だったということのようです。なんでも当時の教義では熱は性欲を高めるとかで、女性は風呂とワイン（体温が上がる）を禁じられていたとか。なんじゃそりゃ。他には、そもそもローマにおける公衆浴場は男女が邂逅する場という側面があったということもありそうです。　この辺りが入浴に対する否定、不衛生を助長したと考えますと、少なくともキリスト教的な教義が浸透していない世界、ペストのような疫病が流行しない、したとしてもその対策を水の回避に求めなかった世界において、一概に不衛生であることを与件として考えるのはいささか乱暴な気がしなくもないです。　風呂に限定した話になると、風土（気候）的な影響、とりわけ湿度が低い地域では湯を用いた風呂の重要性が相対的に低かったことは間違いないでしょうから、宗教や病気だけで語り切ることもできません。　何が言いたいかと言いますと、キャスリーンもリュドミラも、ちゃんとお風呂に入っていますし、お風呂に入れないときは絞った布で体を拭いています。だから良いにおいがします。それだけです。　ではまた。　近いうちに本編も更新できるように頑張ります。
2021年2月26日
近況（2021.2.26）
　速贄でございます。　何となく週更新で来ていましたが、今週はありません。待ってくださっている方、すみません。　一話分の目安（とまことしやかに囁かれている）である四千〜五千字程度は書けているのですが、これをそのまま投稿すると中編に続いて後編１とか後編２ができあがってしまうので、第一章第一話が終われるところまでは書いたうえで投稿しようと思っています。　この目安というのは悩ましいですね。　四千〜五千字というのは先人たちが研究した結果、「人間の目が文字を読み止める速度を考慮したうえでサクッと読める」くらいのものになっているっぽいんですけれど、私の四千〜五千字だと話が全然前に進んでいかないということがあります。　ではまた！
2021年2月12日
近況（2021.2.12）
　速贄でございます。　先日、エピソードがまとまったら投稿するようなことを近況に書きまして、それは１話〜４話みたいな連日更新のイメージだったのですけど、PVの推移などから勘案しまして、今はできるだけ全体の話数を増やす方向に注力していったほうがいいのかなと考えています。　つまり今日の更新はないのですが（ごめんなさい）、またできるだけ短いスパンで次の話をお見せできたらいいなと思っています。　ではまた！
2021年2月5日
近況（2021.2.5）
　速贄でございます。　キャスリーンなんちゃらという異世界ファンタジーの小説を書いています。　オリジナルの小説を書いて人様の目に触れる場所に置くのは大体８０００年ぶりなのですが、こうした投稿サイトでの執筆をしてみたいな〜という思いは以前から抱いており、今回「今はカクヨムコンが開催中かつ応募締切が過ぎて選考のみの期間だから新規投稿を始めるのには最悪のタイミング」という話を聞いたので、今しかねえなと思い立ち投稿を始めた次第です。　普段、二次創作に類する小説を書いており、今回のオリジナル小説についてもその二次創作読んでくださっている方が大半になるだろうなと想定していたのですが、いわゆるＰＶというやつを確認する限り、大多数は初めましての方だと見受けられ、驚いております。（なぜわかるのか？　ヒント＝私は友達が少ない）　ありがとうございます！！　８０００年前は訪問カウンターが回らない個人サイト（古代精霊語）で誰も読まない小説をアップロードし続けていましたので、読んでくださる方がいるというだけで感謝でいっぱいです。メッセージなんて頂いてしまうと、何が起こったかわからず、その場で屈伸をする以外の動作が行えなくなります。　兼ねてから私の創作を見てくれている皆さんも本当にありがとうございます。　ハートをつけていただいたり、星をつけていただいたりというのも、勉強不足でひとつひとつの機能がどういった意味を持つのか完全には把握できていないのですが、少なくとも皆さん個人に紐づいたアカウントがなければそれをできないということはわかっていて、その手間を考えると本当にありがたいです。　キャスリーンに関してはひとまず話に区切りがつくところまで投稿しましたので、先のお話には少々時間をいただき、またまとまりのある部分まで書けたら投稿しようかと考えています。ただこういうサイトでのスタンダードな投稿スタイルがまったくわかっていないので、もっとこうしたほうが良いのではという意見がございましたらコメントいただけますと幸甚です。勉強します。　投稿スペースはそう早いほうではないと思いますが、気長に待っていただけるとうれしいです。　悪役令嬢という名前を出したのだから、最低限なんらかのの形で『婚約破棄』をしないと法に触れるということは理解しています。（現状、本作は非合法悪役令嬢になっております）　ではまた！