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コロナ朦朧記

 去る3月4日。目が覚めた瞬間に襲い掛かる違和感。足が筋肉痛のように痛い、頭が痛い、そして倦怠感が強い。
 正直、この時点でコロナと予感はしていたのですが普段から朝は弱く、おまけに変な体勢で寝ていたのでそれのせいだろう、なんて思ってました。思い込むことにしました。

 というのも既に同居の母がコロナで療養中の為、父が仕事の間は家事を自分が担当していたのです。自分まで倒れると自分の世話もできなくなる……それは避けたいということで風邪薬と栄養サプリを飲んで一日耐え……耐え……


「38.8℃出た」
「じゃあコロナだわ」


 無理でした。強烈な倦怠感に成す術なく、病院から薬を貰ってベッドイン。ここから初めてのコロナ闘病が始まりました。

 Day1
 発症当日。倦怠感と両足の筋肉痛はあるものの、風邪を拗らせた程度の症状で体調崩しちゃったな~という程度。youtube
 見て本読んで普通に眠れました。

 Day2
 1日目と症状はほぼ変わりませんでしたが喉が痛みはじめました。思えばこれが地獄の始まりだったのかも。
 異変が起きたのは夜。熱が39℃を越えてつらいつらい。氷枕と解熱薬を追加してゼェゼェ苦しみ藻掻いて夜を明かしました。

 Day3
 夜が明けたらあら不思議。倦怠感が9割方抜けていました。熱も時々上がったりしながらも平熱付近まで下がり、筋肉痛も解消。
 代わりに痛みを増す扁桃腺。次第に唾を飲み込むのも躊躇う程になり、夜には喉が動けば意識が一瞬飛ぶほどに。冗談じゃないです、大真面目にそれくらい痛い。なんなら何もしてなくても扁桃腺が痛みをこれでもかと主張してくる。例えるなら、扁桃腺に沸騰したお湯に漬けたタオルを当てられ、粗い紙やすりで削られている感じ。
 ので夜は2日目よりも眠れず。

 Day4
 熱は下がり切って倦怠感は解消されたものの引き続き扁桃腺の腫れがエグイ。とにかく痛い、固形物どころか水も飲めない、喉を動かさなくても痛い。心の中では大声で泣き叫びながら右往左往。もう何するにも痛いんで睡魔をどうにか引き寄せてずっと寝てました

 Day5
 少し痛みは和らいだものの、唾を飲み込むにはまだ辛い。それでも必死に薬を飲んで食事を摂ってそれ以外の時間は寝て、明日こそは良くなりますようにと願うのみ……

 Day6
 腫れがかなり引いて、ようやく唾も飲み込めて普通の食事に戻ることができました。急な治りの早さに困惑しつつも、思えば高熱の治りも急だったのでコロナはこういうものなんですかね?
 最後の扁桃腺の腫れも良くなってほぼ治りかけという段階まできました

 Day7
 コロナの症状はなくなりましたが、体は弱っているので様子見の休養日。まだ残っている菌を追い払おうとしているのか咳が出てき始めました。病院へ行って咳の薬を処方してもらう。


 ……てなわけで今日が発症してから8日目。咳はまだ続いてますが医者からもコロナは大丈夫とのことで、ようやく闘病生活が終わりを迎えました。しばらくは安静にしているように、とのことで家にはまだ引きこもってます。

 まとめると、辛いの一言。とにかく喉です喉。書いたように沸騰したお湯に漬けたタオルを当てられ、粗い紙やすりで削られているような痛みは想像を絶するほどです。普通の食事と水分が摂れることの有難みを実感しました……
 インフルとどっちが辛いか問われたらギリコロナを挙げると思います。それにインフルは特攻薬ありますけど、コロナは現状では処方されませんし(もう出てるのかな?陰謀論とか出てくるのであまりコロナ系の話題は見ないようにしてるので)


 とにかく皆さま、手洗いうがいマスクはしっかりして感染対策しましょう。舐めてるとエグイ目に遭います、マジで。
 良い作品は健康な体から……(自戒)

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