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僕について

正直なところ、僕はまだまだ文章力は拙いと思う。

物語を作るのは好きだが、それを人が閲覧しやすい形に作り上げるのは、それほど得意ではなかったりする。

僕は子供の頃家庭にて苦しみがあり、その結果学校でも苦しむことになり、友達がいなかった。

不登校になると母がイジメられると理解していたし、僕が怒りを義理の家族にぶつけたところで、

僕は母がイジメられると知っていた。なので僕は恐らく友達を作って、遊んで気を紛らわすべきだったのだが、

僕は致命的にコミュニケーションや人間関係の構築が下手だった。

その結果、買ってもらったゲーム雑誌を隅から隅まで何度も読んだり、同じゲームを何度もセーブデータを消しては遊んだりしていた。

だがそれにも飽きるので、結果的に絵を描いていた。でも初めはまるで絵がまともに描けなかったので、陳腐に見えて物語を付ける気にもならなかった。

そして僕は、兄のお下がりのレゴブロックに似たブロックでロボットを作り、それや指人形やらといったものを、

記号的なキャラクターとして扱い、物語を作ってはそれを楽しむ、という風に暇をつぶすようになった。

人形遊びのようなものだと思う。高校生くらいまではそれを続けていただろうか。家族からはバカにされたが、

僕はそれを当分は止めなかった。携帯電話を与えられた時、僕はそれのメール機能に小説を書くようになった。

物語を作って楽しむようになった。正直に言えば性的な表現が多い、まあそういった類のアレだった。

僕は致命的に創作物に飢えていた。それでいて好みの創作を得る手段も知らなかった。

図書館を上手く利用すれば良かったのだろうが、僕はその知恵もなく、図書館に対して何か苦手意識があったらしい。

多分ひきこもっていたかったからだろう。本は買ってしまい込んで読む形が好きだったのだ。

高校生になりアルバイトを始めると、今度は本まみれになった。月に稼ぐ金額が3000程度なのに、ハードカバーもお構いなしに買っていた。

それでも本まみれになるくらい、僕は本ばかり買っていた。電子辞書を隅から隅まで読んだりもしていた。

知識欲というのかなんなのか、よくわからないが僕はそういうのに飢えていた。

まあなんというか、多分そこら辺が原因なのか普通の人とだいぶ考え方が違うらしい。

最近やっと自覚してきた。僕は小説を書くのも絵を描くのも好きだが、マンガを描くのは苦手らしい。

物語を作るのは好きだが、それを人に読みやすく組み立てるのはまだまだ技術不足。

絵を描くのもまだまだ線画技術が弱い。彩色や仕上げでだいぶごまかしている。

そして僕はなんというか、グロテスクだったり、残酷だったり、エロティックだったり、狂気だったり、

基本的に奇異なものを書くのが好きらしい。能力者ものは読むのも書くのも大好きだったりする。

これからは一枚絵と小説を上手く組み合わせたコンテンツ作りをしてみようか、とも考えていたりする。

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