長編「ここより永遠に」5章は今回の更新で終了し、次からは6章となります。
そこで少し5章のあとがきを記載しておきます。
ジークの単独行動は思いもよらない結果を引き起こしました。
ここで具体的には触れていませんが、あの平原や、ヨツンヘイムでの彼の態度で少しは伝えることができているでしょうか。
そしてヨツンヘイム兵たちによる追撃。
ジークが撃たれた後のシアルヴィパートではあえて台詞や音を描写していません。
そしてシアルヴィが剣へと伝える無言の別れ。
無言で描写した彼らの言葉が少しでも伝えられていれば幸いです。
さらに、帝都内での再会。
第1章で離別した者との再会ですが、ジークは何も思い出すことができません。
それでも相手はジークを守り、逃がそうとしました。
再び二人は会うことができるのか、それをどのような形で迎えるのかはこれから順番に描いて行きたいと思います。
実はこの物語を生み出したとき、最初に生まれたのが第1章と、この再会のシーンでした。
シナリオ自体はすでにエンディングまで完成しているこの作品を、いかに描写し、どう繋いでいくか。
今後とも彼らを、どうぞよろしくお願い致します。
「ここより永遠に ー白い翼の記憶と運命ー」
https://kakuyomu.jp/works/16817330649958181916