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ふと思ったこと

 諸事情で燈真君について(うちの創作キャラです)考えていた際、「半妖ってひょっとして」と思ったことがあったので共有します。


 まず、人それぞれ作品世界の法則が違うこと前提で話しますね。

 私の創作世界では純粋な人間が、大妖怪に匹敵する術師になるケースが稀にあります。
 それは妖怪からしてみれば「生まれながらの力も、寿命も我らよりはるかに劣るのに何故。なんて恐ろしい成長率なんだ」となるわけですが……。

 半妖の場合、人間が持つ急成長率と妖怪の長寿を両立しているので、とんでもない術師が爆誕するケースが頻発するんじゃないかと。

 あくまで私の世界観の話ですので、話半分くらいに聞いてもらいたいところでした。

4件のコメント

  •  もしかして:雑種強勢
     そう言えば、善三さんも大妖怪クラスの人間術師でしたよね。そうした人間と大妖怪を両親に持つ半妖であれば、強い個体になるのもうなずける話ですよね。
     というか商業作品の半妖たちも、親が強い妖怪だったという事も多いですしおすし。


     私の場合、「先天性の妖怪の場合、妖力は両親から継承される」という説を採用しています。半妖の場合、人間の親が霊力を持たない場合、妖怪の親からしか妖力を受け継がないので、通常妖怪よりも弱い~人間にほぼ近い個体になるイメージです。
     加えて人間として育てられる事がほとんどなので、妖怪として生きる半妖よりも人間として生きる半妖の方が個体数が多いのかもしれません。源吾郎君の兄姉たちも、名実ともに人間として暮らしてますし。
     これはあくまでも九尾シリーズの世界観なので、どうぞご参考までに。
  •  かもしれないです。術師としてのポテンシャルも、肉体的な基礎能力もいいとこどりなわけですし。
     ですです、善三さんもそうですね。思えば稲尾家ってどっかしらから強い血を受け入れているので、椿姫ちゃんが激強になるのは当然と言えば当然かもしれない……(彼女は強すぎるあまりに妖力不全を患ってますし)。

     なるほどなあ。半妖で、かつ片方が一般人であれば受け継ぐ妖力は普通の妖怪の半分ほどになる、みたいな感じですかね。
     たしかに源吾郎君に関しても「先祖帰りが起きている」という話を伺った記憶があるので、もしもそれがなかったら彼の高い妖力はなかったかもしれないって感じですかね。
     参考になります。
  •  最初は私も「半妖って個体数が少ないんかな」と単純に思っていただけなのですが、「もしかしたら人間として育てられる個体が多いから、人間としてカウントされているだけかも」と連載を重ねるうちに思い始めた次第です。
     なので先祖が普通の妖怪であり、尚且つ人間と交配を進めたと仮定した場合、第二世代から最後の第七世代(※)はほぼ人間に近い存在になる感じです。何となれば、第三世代、第四世代以降は先祖に妖怪がいる事も知らない可能性もあります。
     但し、血の薄い半妖であっても、半妖同士が知らずに交配した場合は、「血の戻り」で妖怪の血が濃く発現した個体も出てくるのかもしれません。

    ※半妖第七世代は妖怪の血が1%なので、第八世代以降は人間と交配している限りは「人間」と同じであると見做されます。
     これは実在するサバンナキャット(イエネコ×サーバル)が第七世代までであるところを参考にしていたりします。
  •  私の世界観だと半妖はそれなりにいる、という認識でやってますね。人間と妖怪が双方に認知されたのが江戸時代という設定で、そこからもう三〇〇年近く立ってますから、異類婚姻譚もあるあるじゃないかと思ってます。
     ただ、その中で術師として花開くことができるのは一部、ですね。みんながみんな超人的な能力を持っちゃうとパワーバランス崩れちゃいますし。

     なるほど……。交配が進めばその自覚さえ薄い・ないんですね。確かに人間だって曾祖父さん曾祖母さんの人生を詳しく知る機会ってあんまりないですし……。
     ただ、何かのはずみで血の戻りを起こした子孫が、先祖の謎を解き明かすみたいなサスペンスを書ける世界地盤になりそうとちょっと思いました。それこそクトゥルー的な、代々伝わる何かを引き継いで、それが原因で〜みたいな。

     サバンナキャットという存在がいたこと自体知らなかった……。勉強になります。
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