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ストーリーの構成のテクニック紹介「回想逆転法」


異世界ヤンキー、多くの人に読んで頂いて感謝です!
本日投稿お休みします!

なので、今日は私のストーリーの見せ方、構成の一つを紹介したいと思います。

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回想逆転法と名付けてます。

主人公と、メインキャラ(ここでは旅人とします)
この2人の視点を使います。

主人公が出会うメインキャラA、B、Cというキャラがいます。
順番もA→B→Cの順です。

旅人の視点の時間軸では逆にC→B→Aと出会わせます。

主人公がAというキャラクターに出会った後に、旅人視点のAの過去回想を書きます。
その後、少し間をあけて、主人公はBというキャラクターと出会い、また旅人とBというキャラとの出会いを過去回想として書きます。
Cも同じですが、ここで完結させる場合(主人公と旅人が出会うキャラがABCだけだった場合)
このCとの出会いで主人公と旅人の接点も完結させること。
旅人の出発地点がCとの出会いであること、で纏まりがしっかりできます。

こうするとことで、ストーリーは前に進んでいるのに、回想が映画のメメントのように逆行する不思議な構成ができあがります。

私の場合は旅人がCの名前を名乗って、主人公と序盤で出会います。
主人公がCと出会い、旅人とCの回想をすることで、名前を偽っていた謎が解けるように構成しました。

この手法は特に、"時間"を題材にした作品などで威力を発揮する構成だと思います。

出会うキャラクターさえ決めて、主人公と旅人との接点さえあれば、そんなに難しくなく、かつ不思議に見える構成なので、よかったらお試し下さい。

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