秋乃晃

あとKAC202211を残すのみということなので、記憶の新しいうちに「こんなことを考えて書いていたよ」的な話を書き残しておきます。

『二刀流』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861223516853

わたしは競馬が好きなので、競馬っぽい話というか競馬を題材にした話は一度ぐらい書いておきたいなと思ったので書きました。でも競馬っぽい話は専門知識が必要になりすぎてしまうので、一般人が読める程度にしなければならないという一種の縛りプレイになってしまうわけですね。というわけで転生を絡めてみました。個人的には一番好きな話です。競馬小説としては宮本輝大先生の『優駿』が好きです。

『推し活』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861305858038

本来の意味は知ってますよ！　知っているからこそ、あえて外してみた形。これはタイトルが先に降ってきました。mistiesを10年以上振りに書けて嬉しいです。キャラクターに個性を持たせると、10年以上のブランクがあっても書きやすい。カノンちゃんは名前変えてしまったけどね。

『第六感』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861453672462

以前の近況ノートでも触れた(第六回TGXステータス開示)ので詳しくはそちらを読んでいただくとして、あんまり第六感っぽさがないのが悔やまれるところ。SF週間ランキング100位辺りをうろちょろしている。レビューありがとうございます。

『お笑い＆コメディ』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861505493703

マヂカルラブリーさんが好きなんですけど、最近手に入れたお笑いの知識が活かしきれなかったな。コメディに逃げてしまったわりにあんまり面白くないっていう残念な形。これなら逆にお笑いを狙っていったほうがよかったかもしれん。

『88歳』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861611243302

なんだこのテーマは。って見た時に唖然としたんですけど、うまいことFPSを絡めて作品に落とし込みました。身内から「老人らしさが分かりにくい」と指摘されて老人らしい1日の流れのパートを追加。でもこういう人たぶんいそうなんだけど、配信者が見つけてくれないかな。いないか。

『焼き鳥』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861674221553

なんだこのテーマはパート2。焼き鳥について語らせる形にしました。○○しないと出られない部屋は万能なのである。わたし自身は北海道出身ではないですが、身内が北海道出身なので認識の差異をストーリーの中心に据えたら面白いかなと思って書いた次第です。

『出会いと別れ』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861691806439

いつか必ず書こうと思っていたさっちゃんとカイリちゃんのクロスオーバー。カイリちゃんも美少女設定ですが、さっちゃんは秋乃キャラクターの中でもトップの美形キャラの設定なのでこういう反応をさせました。「また会おう」はいつになるんでしょうねえ。

『私だけのヒーロー』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861790073662

もっとやりようはあった。シイナ周りの設定は元ネタがあるものが多いのでこうやって短編にて昇華させたかった。させました。振り返るとヒーロー感は薄いですね。窮地を助け出してくれた、みたいな書き方でもよかったなーーー。

『猫の手を借りた結果』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861840327067

他の方の作品を読んで「あっ」となりました。借りた“結果”だから借りた後の話を書くべきでしたね。まあ、でも、この後レモンティーが《テレポート》使って脱出したんじゃないかな。万能の○○しないと出られない部屋、KACシリーズ3度目の登場。

『真夜中』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861945399547

書きやすそうなテーマだからこそ敢えて自分が苦手なジャンルである“恋愛”に挑戦しました。鈴萄ちゃんを『推し活』や『お笑い＆コメディ』で出したんだからそのパパ(と鈴萄ちゃん本人は思っている)を出したかったんだよ。ちゃんと名前も決まっていますが、最後まで“彼”とすることで「現実の世界では異質な存在である」という表現に――なっていたらいいな。