パーフェクションで10年以上わたしの中にあった世界観は一区切り。完全に「さよなら」とは言いませんが。「またね」ぐらいの気持ちです。思いつき次第に番外編も書いていきたいしね。キャラクターとしては存在するのにパーフェクション関連に全く登場させられなかった子もいるし。ネタはつきないぜ!
https://kakuyomu.jp/works/16816700429261224828/episodes/16816927859699982661今日が読者選考期間最終日だから最後までURLはっとこ。
次回作のTGXは最近(?)流行りのMMORPGみたいな異世界に転生した女の子が主人公になります。第1話を昨日公開したのですが、さっそく応援いただいて嬉しいですね。全裸の主人公……。
今年はさまざまな賞レースに挑戦していく年なので、このTGXも応募するために書き始めました。うまくいくといいな。自分は(今はもうやってないんですけど)一昔前にとあるMMORPGにハマっていた時期があるので、その頃の知識を作品に活かしていこうと思っています。丸パクリにならないようにオリジナリティをどこまで混ぜ込んでいけるかがポイント。設定を考えているぶんにはめちゃくちゃ楽しいです。出来上がったものが世の中に通用するかどうかはさておき。
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登場人物の名前を決める時って皆さんどうしてます? なんかそれっぽいのが降ってきたらそれにしてます? いや、気になって……。さっき“10年以上わたしの中にあった”って書いたんですけど、パーフェクションのキャラクターたちは10年以上前に考えたキャラクターばかりになります。なので、当時の自分が何を考えてこの名前にしたのかは想像でしかないんですが、後付けで「これはこうなんじゃないか」っていうのを思いついたので書き残しておきますわ。こじつけです。
パーフェクションの主人公、篠原幸雄はなんか日本人っぽい名前を考えてたらふと降ってきた名前なので特に理由はないです。名は体を表すともいいますが、本人がハッピーエンドという幸福に向かって【疾走】する姿が雄々しいからなのかな。しのはらと書いてささはらと読ませる意外性はあるのかも。
パフェリテないし『あのときのリテイカー』の秋月千夏は、偽アカシックレコードの物語が「(暦の上では)秋から始まって夏に終わる」という周期性から名付けられています。千の月を繰り返しても変わらない。ちなっちゃん自身は偽アカシックレコードの物語のままでよかったわけだしね(あのときのリテイカーを読んでください)。
風車家は最初に考案されたのが兄貴ぃである総平です。次に弟の智司。父親である宗治がその後で、最後に(本編では故人なので出番ないけど)母親の美咲ですね。風車という苗字は『仮面ライダーカブト』の風間と矢車からとっています。そもそも総平自身が「ヒーローオタクである」ってところからキャラクターが成り立っているんですが、本編だとあんまりオタク感出せなかったね(ヒーロー研究課がかろうじてそれっぽいか)。総平の総と智司の司はカブトの主人公・天道総司から来ています。宗治はまんま漢字変えただけで、美咲は岬さんからですね。
総てを平和にする総平と、叡智を司る智司。智司はパーフェクションだけ読んでいると「なんやこいつ」ってなりそうなんでぜひ『パーフェクト・プラン!』のほうを読んでください。序盤から出てくるんで。あとは作倉さんの過去編である『既に確定し、手の施しようがない過去の話。』も読んでください。
宗治は【威光】により宗教のように統治する。ってところでどうですか。ぶっちゃけ風車家は、というか、兄貴ぃが主人公でもいいぐらいエピソードが詰まっているんで、もしスピンオフを描くとしたらこちらがメインになると思います。
白菊美華はコテコテですよね。読んで字の如く。宮城創はクリスが宮城賢(きゅうじょうけん)で宮城県という言葉遊びなので、そこからクリスの能力である【創造】の“創”をとっています。創にも能力の設定あるけどそんなことより偽アカシックレコードが最の強なので創が能力を使う必要ないってところある。美華ちゃんと創の話、大昔に書いたのがあるんだけどどこにしまったのかわからなーい。掘り出したら載せたーい。
せっかく近況ノート書き始めたし本編では描きようがないのでここでついでに暴露しておくと、クリス(や創)の外見年齢を“小学五年生ぐらい”と表記しているのは自分が物語のようなものを書き始めたのがだいたいその辺りだからです。カクヨムコンの短編賞のほうにこっそり応募している『「なぜ小説を書いているのか?」に対する個人的な答え』でさらっとですが触れています。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860291044963