“迷宮の掃除屋” とも言われる、最弱の魔物。
知性はなく、ただ探索者や魔物の腐肉、骨、排泄物、吐瀉物などに群がり、栄養素にする。
危険を察知する本能すらないため、武装した探索者にも平然と襲いかかってくる。
その場合は顔をすっぽりと包み込み、体液で “溺死” させる。
迷宮で溺死者を見たら、いろいろな意味で哀れむべき存在といえる。
半透明なため弱点の “核” が丸見えなので破壊するか、炎の呪文で蒸発させてしまおう。
余談ではあるが、“犬面の獣人《コボルド》” の骨だけはなぜか消化できないらしく、“アンデッドコボルド” が出現する理由となっている。
とり夫
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