※カプリツィオ第一楽章の始まりとなる2007年4月3日時点での情報です。

◎葉槌市
 静岡県中部に位置する人口30万人規模の都市。市名はかつてこの地域が織布産業で栄えていたことから、織物の神である建葉槌命にちなんで名付けられた。数年前、隣接するいくつかの市町村と合併し現在に至る。
 主要都市に近くベッドタウンとしての印象が強いが、漁業・水産加工業に強い神津市を吸収したことで勢いづき、工業都市としての側面を強化しようとしている。

 大まかに国鉄の線路を境とし、山に面している北側が葉槌地区、海に面している南側が事代地区と呼ばれる。この名称は2地区それぞれに存在する大きな神社である織部神社と神津神社の主祭神の名を元にしている。

 市内の移動は自家用車が基本。国鉄の駅が2つあるほか私鉄会社の運営する路線バスと市営バスの2系統が巡回しており、市外へ通勤・通学する市民の足となっている。

 葉槌地区は古い町並みを残した住宅街の合間に寺社仏閣や綿布工場跡地、宿場跡などの史跡が点在する。
 葉槌学院大学はこの地区にある菊居山にキャンパスを置いている(後述)。
 茶畑が広がる山間部は避暑地として知られており、五家門の元良家、宮留家が別宅を構える。

 事代地区は古くから漁業で有名で、遠洋漁業の拠点となっている事代漁港は現在でも国内トップクラスの水揚げ量を誇る。沿岸地域には食品加工場が密集する大規模な工業団地が置かれている。
 区画整理と再開発の真っ最中の内陸は、昔ながらの住宅地と高層マンションや近未来的な建物が入り混じる不思議な景観を持つ。



◎葉槌学院大学 (Hazuchi Gakuin University)
 葉槌市に本部を置く私立大学。通称は伝統的に「葉大(ようだい)」。
 古くはこの地に開かれていたミッションスクールを祖とし、その歴史は100年に及ぶ……と嘯いているが、大学の建学自体は1950年代。
 建学の精神として「知的誠実」、「陸を、海を、空を越えて活躍する国際人の形成」を掲げている。

 西は神宮学園、東は北宗館大学と五家門お抱えの名門校に挟まれて地味な印象を受けるが、特色のある教育システムや研究、特殊な立地のおかげで現在まで生き残り続けている。

 菊居山の中腹からふもとにかけての広大な土地を開拓してキャンパスとしており、施設の約3割は山の中に埋まっている。
 その立地のお陰で学内は階段と坂道が非常に多い。市街地と比べても高い位置に建っているので学内の移動だけでなく毎日の通学でも一苦労する。
 魔力子流束の影響を受けにくい(つまり高精度な魔術の行使が可能)という地下施設のメリットを背景に魔術応用研究に対して大きなアドバンテージを持つ。中でも錬金魔術を応用した超微細金属加工に関する研究が有名。

 必修科目とは別に大学全体で他学部・他学科の科目を一定単位数以上履修することを卒業要件とする独特な決まりがあり、そのために全ての学部が一つのキャンパスに集中している。

設置されている学部は
・文学部
・理工学部
・情報心理学部
・魔術学部

 魔術学部の規模は非常に大きく、著名な研究者が数多く在籍している。
魔術学部内に設置された学科は以下の通り。
・理論魔術学科
・境界魔術学科
・錬金魔術学科
・総合宗教魔術学科
・先進魔術応用工学科


◎葉槌学院大学付属高等学校
 葉槌学院大学の下部に位置する高校。
 他の付属高校と同様に学生の早期教育を旨として存在するが、内部進学の推薦選考は非常に厳しく、成績優秀だけでなく大会参加やコンクールでの受賞など、何らかの成果を残している事が条件となる。
 付属高校から葉槌学院大学への進学率は8割前後だが、内部進学はその内の2~3割程度しかおらず、毎年推薦枠を巡って激しい争奪合戦が繰り広げられる。

 付属高校は大学キャンパスに隣接しており、渡り廊下を通ることで大学と自由に行き来することが出来る。実験室などの施設の多くを大学側に依存していることもあり、大学のキャンパス内を高校生が歩き回っているのはもはや日常風景となっている。

設置されているカリキュラムコースは以下の通り。また、コースごとにリボンまたはネクタイのストライプの色が異なる。
・理数進学コース(銅)
・文理進学コース(銀)
・魔術士養成コース(金)