最近立て続けに2つほど自主企画を開催しました。「冬の描写に力を入れた作品が読みたい」と「樹が関わる異世界ファンタジイ」です。
「冬の描写に力を入れた作品が読みたい」は字数を3万字以内として、できるだけ私が読みに行きますよーという企画でした。
読み始めて「ちょっと肌に合わないかな?」と思っても、「ゆーて3万字だしせっかく参加してくれたから……」と思ってほとんど全ての作品を最後まで拝読しました。
普段なら絶対自分から読まないジャンルの作品がいろいろあって楽しかったです。大体期待値ゼロから読み始めたので、何でも加点方式で面白く感じられたような。
この企画に参加して下さった久澄さんの小説は、なんというか本当に小説としてしっかりしていて、「小説読んでるーっ!」って感じがして快感でした。文章が上手いというだけじゃなくて……、多分私の呼吸に合っているんでしょうね。別の作品を読んでみてもそうなので、これはもう久澄さんのセンスだろうと思います。この企画をやって良かった。
植物人間の救い方/久澄
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891987016
「樹が関わる異世界ファンタジイ」は5000字以上で現代日本からの異世界転生・転移なしなどの条件を設けました。
条件が厳しめだったのと、私が読みますという企画ではなかったためか、参加作品は少なめでした。
その代わりほとんど私が好きそうな作品ばかり集まりましたね(笑) 「冬の描写に〜」より長いものが多くて、ほとんどはまだ冒頭を読んだだけなのですが、「これこれこういうのが読みたいんだよ〜!」というのが勢揃いなので、これからじっくり読んでいこうと思います。
「現代」を1946〜2200年と設定したので、たとえばWW2で戦死した人が異世界転生したとかいう話はOKだったのですが、そういうのは来なかったような気がします。暇になったらそういう話も探してみたいです。
企画にご参加下さった皆様、ありがとうございました。