「イヤ、絶対ダメ!」
激しく泣いて電話を切った舞、その舞から泣きつかれたと語る、伊咲からクレームの電話…… 一縷は涼音と一緒にバイトに向かう最中も、舞のことが気になったままです。
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こんばんは。
第15話では、どことなく様子のおかしい一縷を気にかける涼音の表情にご注目ください。朝っぱらから青白い顔で現れた彼を、最初は心配そうに見つめる涼音ですが、その原因がどうやら他の女性のことらしいと気づいた彼女の表情は急変します。
しかし……
舞のことに気を取られた一縷は、そんな涼音の変化を見落とします。
「バカみたい」
とうとうそんな言葉を残して、涼音はバスの窓から外の暗闇を眺めはじめます。しかしどうでしょう? 夜のバスの車窓に映るのは、外の景色? それとも、横に座った一縷の表情?……
ということで第15話「見過ごした笑顔」
どうぞよろしく。
※次回は土曜日の朝9:00、更新を予定しています。