大雨は大丈夫でしたか。
うちはまあまあやられました。
やっと市への申請が片付いたと思いきや酷い。
更新出来ずすみません。
毎年、携わる産業的に、この時期補助金申請してるんですが、今年度から毛色が変わると言われ。
具体的には第三者機関を設けるので、「頑張ってください」と言われ。
どうやら例年の如く要項通りに事業を書けば良いのではなく、まともなプレゼン資料を添付してないと厳しいのではと急な方針転換の予告。
そんなこんなで、今までは舵を取るイベントグループ代表に申請を丸投げしていたのですが、急にその方がキレて。
もう無理。代表辞めたいと言われ。
やめられると困る僕はなんとかご機嫌をとり。
そもそもいつもどう書いて申請していたのかを初めて知り。
ならばとした事もない企画書作りを請け負うことに。
とりあえず企画書とは何かから調べ始め、何となく理解し、要点を抜き出し具体的な数字を書き出し、ようやくまとめ終わり、ドキドキしながら代表に見せるとホクホクした笑顔に。
…。
まあまあ代表に上手く使われた感は否めないのですが、最初から分担しようと言ってくれりゃいいのに…。
でも確かに例年通りだと確かにザルで相談するまでもないかと思いつつ、まあなんとか先日申請が終わりました。
通るかどうかはわかりませんが。
というかGoogleのエクセルワードみたいなやつ、すげえっすね。
今までポスターやらロゴやら描くAdobe系しか触って来なかったのでああいう「お仕事」感が強いやつ、いまいちよくわかってなかったのもあるのですが、共有すればリアルタイム編集で相手の表示も変わるなんて……いつの間に世の中こんなことに……でもこれ、筒抜けってことっすよね…怖え。
「今普通っすよ」
「そうなんだ」
とりあえず今回の企画書は、いろいろ自分で調べたこととの整合性が取れているかわからないためにマーケッター君に意見を聞きました。
今回の企画も、去年マーケッター君が狙っていた親子が住まう場所でのイベントだからと、張り切って意見をくれ、またお手伝いしたいと言ってくれました。
思惑はどうあれ、ありがたい。
思惑はどうあれ。
「というかその画面何?」
「あー、背景いろいろ変えれるんすよ」
そして僕の事務所に居座りだしました。どうやらリモートワークってやつで、一人だと気が乗らないらしく。
まあ、それは構わないのですが、リモートで会議を行う際に、ブルーバックでもなく、割と自然に背景がオフィスに変わるなんて、フォトショでちまちま領域指定して背景抜いていたあの労力はいったい…。
世の中の進化に着いていけてないなぁと感じた五月でした。
というか人前だと僕もちまちま小説書けねぇ…。飴あげるから帰ってくれないかな…。
「あ、そうだ。今度車買おうと思って墨色さんのお友達に頼みました。良かったですかね?」
実は以前、マーケッター君が事故を起こした際に僕の友人の車屋さんを紹介したことがあり、どうやらちょくちょくお世話になっているらしいと初めて聞きました。いつの間に…。行動力ぅ。
「ああ、別に構わないよ。というかいろいろ動いてくれたんじゃない?」
「そうなんすよ。めっちゃ相談乗って貰いました。保険とかローンとか無茶苦茶詳しいっすね」
「そ、そうなんだよ。彼すごいんだよ」
それはあんまり知らないけど…。何故か僕より仲良くなっていくコミュ力お化けのマーケッター君。
しかしどんな車なんだろ。
そういえばマーケッター君は車に居住性なるものを求めていた。以前のイベントでの道中、そんなことを言っていた。
家賃要らないっすよね、いろんな場所で仕事できるしよくないですか?なんてノマドみたいなことを言っていた。
だからおそらくまたワンボックスタイプだろうなと聞いてみた。
「何乗るの?」
「ハチロクっす」
「……ハチロク…?」
居住性は?
ないよ。確かあれ居住性ないよ。しかも僕の中ではイニシャルがDで止まってるんだが…君、25あたりだよね? あとまた冬のイベントで運んでくれるって言ってたのは…もしかそれで?
「途中全然スピード伸びなかったでしょ?これでばっちりっすよ」
「…」
見せてもらったのは、現行モデルので、速そうで五月蝿そう。
やだ、格好良い。
いや、そうじゃない。
「刀君も乗せたいって言ってたよね? これ後ろの座席…」
「ああ、後ろ首倒すとギリ乗れるっすよ」
いやだから居住性は?
「トランクと繋がってるからシート倒せば寝れるっす」
「…」
峠がとんでもないことになりそうだ。
というか荷物乗らないだろ…。
というか「居住性」に対しての認識が違った。
というか、君の進化にもついていけないよぉ。
墨色