※本編や他の番外編のネタバレを含むので、これから読もうかな!と思ってる方はそっ閉じをおすすめします
番外編は登場人物ごとに後日談が語られていて、こちらは最後の番外編です
本編では15歳だったドゥイリオくんのその後のお話です
利用されたとはいえ、師匠を殺そうとしたドゥイリオくん
師匠との関係については一度本編でその結末を見ることができますが、続く番外編の最初のうちに、利用した張本人の結末を見届けます
元々ドゥイリオくんは聡明な男の子でした
大人や歴史に翻弄された子供時代を過ごし、さあその十年後、二十五歳になった彼はどのように成長したのか
三話構成の決して長いお話ではないですが、ギャップ萌えを食べて生きてる身としてはこれでもかと詰め込んでくるギャップの満漢全席でした
必然的に周りも十年経ってるんですが、なんかこう、ああ‥この世界に戻ってきたなぁ‥という感じがしました
画像は三話構成の内の二話目です
まだ番外編ができる前、私の早口の感想のお返事の中で本編のその後の話になったことがありました
その時は私の完全な妄想で一枚絵を描いたんですが(こちら→)
まさかお話と読める日が来るとは当時は思ってませんでした
そして、このお話が番外編の大トリになっているのがとても感慨深いです
この先のお話は、読み手の皆さんのご想像にお任せします、的な空気感。好きです
余談ですが、カクヨムで初めて自主企画を出した時、割と最初の内にご参加いただいたのが逆位置のコーヒー本編でした
商業作品でも読めないお話が多い中、小説投稿サイトのお話を読むというのも初めての体験でした
そんな中でこの作品に出会い、大変ありがたいことに私のしつこい感想や考察の類をただひたすら大きな器で受け止めていただき、ちょいちょい裏設定などを教えていただきました(いつもお世話になっております)
自分が読んで面白いと感じた作品に対し、不得意な文字よりもいくらか得意なお絵描きで感想代わりのお返しをしつつ、それによってちょっとでも興味を持つ人を手招きできればと思って始めたお絵描き本棚ですが、その原点になった作品と言っても過言ではありません(ドーン)
シリーズはこちらから↓
https://kakuyomu.jp/users/inosita-kou/collections/16817330654115663636さ、もっかい本編読み返すぞー!(*´∀`)