• 異世界ファンタジー

アイデアまとメモ:スフォレッド革命政府編

スフォレッド革命政府は、(史実で言うところの)終わりゆく中世の最後の最後で喊声を上げた騎士を書きたい……という点がスタートでした。

この時代、騎士団が領地を持つということは割と当たり前……どころか、既存国家からの影響を断ち切った国際組織で、明確な指揮系統の軍隊があるというのは割と異質な存在でした。これらの概念が絶対王政の成立に寄与したり、しなかったり

その辺りを膨らませて、ある意味でスフォレッドは、最も政治的革新が進んだ組織ということになりました。政治将校という概念などは指揮系統を明確にしなければならない騎士団上がりならではの発案ということになっています。

(ちなみに、史実で最も早く政治将校らしき概念があったのは私の知る限りだと清教徒革命後のイギリスだと考えてます。もし他にあったら教えてね)

で、世界観が固まり、革命のきっかけを遠征の失敗に置いたところで率いさせるのには英雄がいるだろうということでレオンという「カリスマによって無理矢理時代を変革してしまう」存在が完成

後は手綱を握る役として政治家フルージュ姉妹のシャルロッテとヨゼフィーネ……そうです、男性名に直すとシャルルとヨゼフ(ジョゼフ)。あいつらがモチーフなのです

まっさらな状態に情報を開示させるために、遠征帰りの軍団による歪な革命政府という制度的な毒も持たせてみたところで、これで行ってみよう、という見切り発車を行いました。大丈夫です、革命ってそういうもんですから

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