• 異世界ファンタジー

冬春恋文完結と、振り返り。

完結です。
完結となりました。
「死に往く冬と芽吹く春、終わる世界に恋文を。」が。
完結です。
やったぜ。


……とは言え、元々完成していた原稿を、ちょっと細かめに区切って軽く加筆修正して、定期的に投稿していただけのものなので、特段労力を滅茶苦茶割いた訳ではなかったのですが!
とりあえず一つ、人の目に触れるところに、完結した小説を置けた事は一つの達成感です。

いや、ジャンル的にもタイトル的にもあらすじ的にも、ぶっちゃけ全く、誰にも見てもらえないのを覚悟してたので、思ったよりもチラホラ見ていただけてラッキー!と思っております。本当に、見つけていただきありがとうございます。
最後まで読んでいただいた方には、少しでも楽しんでいただけたならば、幸いです。

やりたい事は大体やりきれた一作なので、余り此処で語るような余白部分もないのですが。
少しだけ、作品の事情的な部分を語ろうかと。


柊と椿という二人……と言いますか。
「黒の男の子」と「白の女の子」の共依存的な湿度高めカップル兼コンビ兼共犯者、という組み合わせが主人公ヒロインな作品には、冬春恋文以前に二つありまして。
しかしその二つとも、中々納得いく出来にならず。そして三つ目となったこの冬春恋文も納得がいかず。
その全てが結局、「ボツ」としてお蔵入り、長くフォルダの肥やしとなっていました。

ですがようやく、この「二人」の系譜も、今作・冬春恋文の掲載をやり遂げたことで、一つの着地点を与えてあげる事が出来たのではないかとおもいます。

いや、今となっては、私的には「冬春恋文、まぁまぁ良い出来じゃないか!」と言ってあげられるのですが、過去の私にとってはこの作品もどうやら「満足」な物では無かったようですね。
そういう意味では、過去の自分に自分で「わりとよくできました」のハンコを押してあげられるようになった、という意味でも良い区切りになったかも知れません。


続きを描こうと思えばかけるお話ではありますが、その辺りは私のスケジュールとかキャパシティ次第ですね。
あと、気分!
とは言え、「柊と椿のふたり」という意味でのこのお話は、完膚なきまでに完結しました。
これで終わりです。
「ふたり」はきっと、この先も「ふたり」で、幸せに、あの世界で生き続けることでしょう。



それから、「次」の話を。
一応、次の作品も手元にあるにはあるので、少し時間をおいてからまた投稿しようとは思っています。

次はジャンル的にはファンタジー。

英雄と魔王、剣と魔法的な正統派ファンタジーに復讐譚というこれまた王道な感じのファンタジーです。
隙間を縫ってちょこちょこ準備はしているのですが、少し困ったところがありまして。
冬春恋文は静かな空気感を演出するために一文一文が端的に、淡々とした印象を受けるように、としていたのでWEB媒体向けのスッキリとした画面にしやすかったのですが。

次の作品は文章が多い。
長い。
濃い。

いや何処で区切りゃあ良いのよ!
画面が密すぎると読むのしんどいんだよWEB媒体は!



などと大苦戦中です。


なんとか頑張ってまた、此処に書き手として戻ってこれるようにします。
それではまた、お目にかかれますように。

1件のコメント

  • 自分は密すぎても大丈夫ですぞ!(その自分が密すぎ問題で苦労してる問題)(どこで区切りゃいいのよわかります!w)
    冬春恋文はご縁が別にあって手を出したモノではありましたが、読んでよかったと思える作品でした。次作も楽しみにお待ちしてます!
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