右が固形墨で書いたもの、左が墨汁で書いたものです。
心なしか固形墨の方が薄いのでサラサラとしておりました。故に気を緩めると墨の点ができてしまってこれはこれで難しかったです。割と好きな書き味でしたが。
ちなみに両方とも秋の漢詩(左が五言絶句、右が七言絶句ですかね)になります。左は旧字体のお手本を元に書いたので読みづらいかと思いますが、『静夜思』で検索すれば出てくると思います。右は『題桂花美人』。
意味合い的に好きなのは……右の方ですかね。左は故郷を思う内容なのですが、今は故郷のことについては複雑に思ってしまう理由があるので 苦笑
ちなみに、墨汁は真ん中の皿を使って書くのが好きです。硯がベストなのかも知れないけれど、お皿も乙です。
以上、おまけでした。
上月祈