湿度が高く蒸し暑いですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
上月です。
本日も短歌と俳句(ほぼ川柳)を更新しました。
俳句の最新話
https://kakuyomu.jp/works/16818093077948197772/episodes/16818093078180394639にて言及しました美術館とは?
こちらです。
↓
国立西洋美術館
「内藤コレクション
写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙」
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2024manuscript.html 創作のネタ&個人的に好きなやつです。(昔、別の場所での企画展で弘法大師の肉筆の書をチラッと見たことがありましたがあれも凄かったです。筆使いを感じるようで。ちなみにチラッとしか見なかったのは人が多すぎてそれが善処した方、というのが一番正しい説明です)
西洋写本、ゴシック。
ちなみに、パソコンの明朝体とセットになってるやつとは別物です。調べてみたら、
20世紀に入って文字の装飾を廃して太さを一様にした「サンセリフ」という書体が開発されてた。
↓
アメリカ人のベントンが開発した書体「オルタネート・ゴシック」が日本に輸入され、長い名前を省略して「ゴシック」と呼ばれた。ちなみに、オルタネート・ゴシックとは、
「ゴシックに替わる書体」
という意味合いである。
↓
それがいつの間にかすべてのゴシック体の総称になってしまったというのが名前の由来。
とのことだそうな。(紛らわしすぎる……)
ちなみに、100均でもカリグラフィー用のペンはあるみたいですね。1000円くらい出せば買えるやつは一度持ってる人に見せてもらいました。(あの領域に足を突っ込んだら戻れなくなりそうなので辞退)
100均のは、画像で見た感じ、蛍光マーカーのマーキングする太い方の構造を持っていて、一文字みたいな形を使って線のメリハリを出すようです。
ちなみに、1000円くらいのを見せてもらった時に実演してくれたので覚えています。
(その人のことは自身の記憶の中で、
「名も知らぬ『カリグラファー』」
っていうタグが付いてる。少なくともカリグラファーと呼ばれていた)
初期のディズニー映画って本が開いて物語が始まり、本が閉じられて幕が下りるっていう演出だったと思いますが、あんな感じの本が今回展示されるのでは? とワクワクしてます。(その本にまつわる形態を全く以って変えてしまったのが『活版印刷』である)
個人的にはドイツ系の書体が好きです。ドイツ語は忘れましたが。(エスツェット"ß"(ssと書く場合も)を書くのが好きでした。ベータ"β"と誤解されるやつ)
写本に関して面白いのは洋の東西を問わず、書き写す形だからか(活版やコピー機のように同じではないの意)、おんなじ写本のはずなのに内容がビミョーに違っているせいで議論が勃発するところですかね(西洋だとローマとか、東洋だと大抵古代中国{しかも、中国だと木簡とか竹簡である})
ちなみに。
世界的に有名なキリスト教の写本『ケルズの書』というものがあって、ダブリン大学のページで見れる見たいですが、もう全部英語でしたね……なんとなく眺めて『おぉー』くらいで終わりました。ちなみに、アイルランドの大学なので英語の難しさはここにも原因がありそうてす(少なくともアメリカ英語ではない気がする)……
『ケルズの書 オンライン』で検索すれば、ひっかかかるかと。
書物とか写本は浪漫があるものなのでこんなに長くなってしまいましたが、今日は美術館と写本にまつわる話でした。
本日は以上です。ありがとうございました。
季節の変わり目ですから体調に気をつけてください。
それでは。
上月祈